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3706. 教会旋法について


時刻は午前11時を回った。今は薄い白い雲が空を覆っているが、それは太陽を全て隠してしまうほどのものではなく、相変わらず、太陽の優しい光が地上に降り注いでいる。

今日は早朝に、ウェブサイトの修正をすることに二時間ほどの時間を充てており、普段午前中に行う活動が後回しになってしまった。作曲実践はまさにその一つであり、今から昼食までの時間を使って、一曲ほど曲を作りたいと思う。

先ほどまで、ウィルバーの書籍の監訳の仕事を進めていた。今日はできることならば、本文の残りの章を全てレビューしたいと思う。

ちょうど第四章のレビューを先ほど終え、午後からは第五章のレビューに取り掛かる。もちろん、レビューの期限までまだ時間があるので、焦ってそれを済ませる必要はないのだが、自分の気持ちとしては、今日中に本文のレビューを終えておきたいという思いがある。

昨夜、バルトークの『ミクロコスモス』を参考にして、教会旋法を活用してみることにした。これまで音楽理論を学習する中で、教会旋法に関する説明を目にすることがよくあり、前々から実際にそれらを活用してみたいと思っていたのだが、どのように活用すればいいのかのイメージがあまり沸いていなかった。

意を決して、昨夜、教会旋法の一つを活用して作曲実践を行ってみた。やはり、どのようなタイミングでいかに教会旋法を活用すれば良いのかがあまり明確ではなく、なんとなく教会旋法を意識しただけの作曲実践となった。

そこから一夜が明け、手元には教会旋法に関する専門書が一冊もないので、参考になる書籍はないかと少し調べてみた。すると、“Chorale Harmonization In The Church Modes (2018)”と“A Concise Explanation of the Church Modes (2018)”という二冊を発見し、それらはどうも自分の課題意識に対してヒントを与えくれそうだと思い、イギリスの書店を通じて二冊を注文した。

教会旋法に習熟することができれば、調性のある曲に対しては、より多様な響きをもたらすことができるだろう。そうしたことを期待して、二冊の書籍に加えて、インターネット上の情報を含めて、教会旋法を活用した作曲について調べてみようと思う。

早速午後からは、再度バルトークの曲に範を求めながら、教会旋法のうちのどれか一つ、ないしは複数の旋法を活用してみようと思う。フローニンゲン:2019/1/20(日)11:43

No.1592: A Withered Tree

It is severely cold today, but withered trees are standing in a dignified manner. Groningen, 09:28, Monday, 1/21/2019

 
 
 

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