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3700. 感覚が劣化している現代人:日本語と存在の深まり

January 20, 2019

時刻は午後八時を迎えた。辺りは穏やかな闇が包んでいる。

 

今日は一日を通して晴天であり、太陽の光を存分に浴びることができた。明日からも天気が良い日が続くので何よりである。

 

そういえば、今日は午前中に少しばかり雪が降っていたことをふとを思い出した。それは積もるほどの雪ではなく、数分ほど空から降ってくるような雪であった。ちょうど、協働者の方々とオンラインミーティングをしている時に雪が降り始め、ミーティングをしながら窓の外の雪を眺めていたことを思い出す。

 

今日も相変わらず、雑多なことを考え、その中で少しでも重要だと思うものを絶えず日記として文章に書き残しておいた。また、感覚的に重要なものはほぼ全て曲の形で表現していたように思う。

 

「感覚」という言葉を聞いた時、そういえば数日前に、現代人の感覚の狂いについて考えいたことを思い出した。身体感覚にせよ、危険察知感覚にせよ、金銭感覚にせよ、現代人はことごとく感覚的に鈍感になっているという印象を拭うことができない。

 

私は日々、よく小鳥や犬や猫などを観察しているのだが、彼らは現代においても優れた感覚を維持している。それに比べて現代人は、随分と感覚の中にバグが混入してしまっているようだ。

 

細かな話で言えば、朝目覚まし時計で目覚めるというのは、確実に何かの感覚が狂っているからだろうし、目覚ましで脳に強烈な刺激を与えることを繰り返せば繰り返すだけ、特定の感覚が衰えていく。

 

また、食物の選択に関しても、明らかに毒物としか言えないものが微量に入っているのが現代社会の多くの加工食品だと思うが、そうした毒物を敏感に察知し、そうした食品を避けるという行動や、さらにはそうした食の危機を指摘するような行動が起きないというのもまた、何かしらの感覚の劣化から生まれているように思う。

 

意識の発達を云々するよりも前に、生きていく上で必要最低限の感覚を取り戻すことが先決のように思えるのは私だけだろうか。

 

気づけば、今日は六つほどの日記を書き留めていたようだ。一つ一つの日記は短く、多くても原稿用紙四枚(1,600字)ほどに留めるようにしている。短いものは大体1,000字ほどだ。

 

そう考えてみると、今日は6,000字以上の日記を書いていたことになる。日々こうした小さな日記を絶えず書く中で、自分が着実にどこかに向かっていることを感じる。また、そこに向かわせる流れというものが存在していることにも気づくことができている。

 

それらはどれも、文章を書くことによってもたらされているものだ。一方で、今日の午後に、日本語をより深めていく必要性について考えていた。

 

いつも述べているように、日本語を深めていくというのは、存在を深めていくことと同義である。自らの日本語を深めていくためには、咀嚼された経験の堆積による存在の深化が不可欠である。

 

自分の日本語に対して絶えず反省を強いられているというのは、自分の存在の深さに対して反省をしていることと同じだということがわかる。日本語の深まりと存在の深まりの双方は、相変わらず、全くもって道半ばであるが、明日もまた、日記を執筆することを通じて、少しずつそれらを深めていこうと思う。フローニンゲン:2019/1/18(金)20:18

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