時刻は午前八時を迎え、辺りはうっすらと明るくなってきた。今日は断続的に小雨が降るようだが、昼食前には近所のスーパーに行って、食料の買い足しをしておこうと思う。
気がつけば、今週もすでに木曜日となっており、平日は今日と明日だけとなった。毎日が、絶え間なく流れる水のごとく、緩やかに流れていく。
一月も半分を過ぎ、二月がやってくる足音が聞こえて来る。
今日はこれから、いつもと同じように、早朝の作曲実践に取り掛かる。早朝の作曲実践は、一日のリズムを形成する上で極めて重要な実践となった。
早朝の作曲実践のおかげで、その日一日がより音楽的なものに変貌し、この世界を音楽として感じながら生きる喜びをもたらしてくれる。
今目の前に見えている景色が、時間の経過と共に刻一刻と姿を変えていく様子は、さながら転調のようである。景色の転調を眺めていると、この世界はますます音楽的なものに思えてくる。
早朝の作曲実践を終えたら、まずはアーノルド・ショーンバーグに関する論文を読みたい。これは数日前にダウンロードしたものであり、それを午前中にまず読む。
その後、過去の日記の編集を進めていきたいと思う。現在、毎日着実に日記の編集が進んでおり、完全にペースを掴んだように思う。
とりあえずは、今執筆している数の日記に追いつくように編集を進めていこうと思う。それを焦って行う必要はなく、自分が決めた分量を毎日編集していくだけで良い。何よりも継続が重要であり、小さなことを積み重ねていくことが大切である。
午後から誰に範を求めて作曲実践を行おうか、早朝のこの時点では決めかねている。候補としては、バッハかラヴェルだろうか。
ここ最近は、ドビュッシーに範を求めることがほとんどなかったので、ドビュッシーの曲を参考にしてもいいかもしれない。午後の作曲実践は、たいていその時の気分によって、誰のどのような曲を参考にするかを決めている。今日もそのような形で実践をすることになりそうだ。
作曲実践を重ねていくことと、それに並行して、音楽理論を学習することを怠らないようにする。今日は、ウォルター・ピストンが執筆した、ハーモニーに関する専門書を読み進めていく。
これは以前に、一、二度、全体を通して読んでいたこともあり、今日は自分の関心テーマに関して、深く読み込んでいこうと思う。本日は辻邦生先生の日記からは離れ、英語空間に浸るような日としたい。フローニンゲン:2019/1/17(木)08:19
No.1583: Courage for Living Today
Living inevitably contains a moment of doubt, but it also embraces more courage than doubt. Groningen, 08:04, Friday, 1/18/2019