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3683. 午後の気づき

January 17, 2019

時刻は午後三時に近づきつつある。今日も相変わらずの曇り空である。

 

天気予報では雨が降る予定だったのだが、今のところまだ雨が降っていない。こうしたどんよりとした陰鬱な天気は、どうやら今週の金曜日でひと段落するようだ。

 

金曜日以降は晴れマークが付いており、日曜日に至っては、雲マークのない快晴との予報が出ている。それはそれで嬉しいのだが、金曜日からは、逆に気温が下がり、最低気温がいよいよコンスタントにマイナスになるようだ。これまでのところ、今回の冬は暖冬であったが、いよいよ寒さの厳しい冬がやってくる。

 

午前中、家の前の庭の木に止まる小鳥を観察していた。その小鳥はキョロキョロと頭を動かしており、どこか冷静かつおどけているように見えた。

 

世界は常に冷静であり、おどけている。そうした世界の中で生きる人間だけが冷静ではなく、おどけてもいない。

 

昼食前に12音技法を活用して曲を作ってみた。当然ながら、うまくいかないことの方が多く、響きも相変わらずのものだが、それでも瞬間的に自分なりの美がそこに芽生えていると言えなくもないということに気づいた。

 

いかなる作品を作ろうが、そこに不可避に滲み出してしまうもの。それこそが作り手の個性というものだろう。

 

曲を作り終え、いつものようにその曲から喚起される感覚を絵として描いていた。このところ思うのは、12音技法を活用した時の絵は、調性のある曲を作った後に描く絵と随分と異なる雰囲気を持っているということである。

 

やはり、調性のある曲と調性のない曲とでは、喚起されるものが歴然と異なるようであり、それは絵にも現れることが明確になっている。ふとした閃きで、調性のある音楽、ない音楽にかかわらず、絵を描くときには、カンディンスキーの絵を少し参考にしてみようと思った。

 

それともう一つ気付いたこととしては、よくランニングに出かけた後や、ヨガの実践をした後に、何かしらの文章を書くと、身体運動の前後ではやはり感覚が異なっており、生み出される文章に変化が見られるということだ。それと同じことが作曲においても当てはまる。

 

作曲をする前後では、やはり意識と身体の双方に何かしらの変化が起こっており、作曲実践の後に文章を書くと、その変化を感じ取ることができる。これは作曲実践そのものが、実は意識と身体を伴う実践に他ならないことの表れなのだろうか。

 

そのようなことを考えていると、作曲実践はやはり自分の心身に大きな影響を与えており、自らの思考ないしは知性に少なからぬ影響を与えていることがわかる。作曲実践によって、自分の中の何かが癒されたり、何かが変容したりすることが生じており、それが自己の変容につながっていることを日々実感する。

 

とりとめもなく考えが続くが、今後も日記の執筆と作曲実践を相互補完的に継続させていき、小さな発見事項や気づきもつぶさに記録しておくことにする。フローニンゲン:2019/1/15(火)14:58

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