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3612. 新年最初の日記


今朝は六時に起床し、六時半を過ぎた頃に一日の活動を始めた。いよいよ今日から新たな年が始まった。

新年早々、この時間帯のフローニンゲンは小雨が降っている。それはもうじき止むようだが、今日は一日中曇りのようであるから、初日の出を拝むことは難しそうだ。

それにしても昨夜は、本当に盛大な年越し祝いが町中でなされていた。もちろん私は夜に外出したわけではないのだが、盛大な花火が近所で打ち上げられ続けていたことは、家の中にいてもよくわかった。

以前の日記で書き留めていたように、基本的には個人で花火や爆竹を鳴らすことがオランダの年越しの方法らしいのだが、昨夜はフローニンゲンの市が主催をしたものなのか、かなり派手な花火が長時間にわたって打ち上げられていた。

それは私が就寝しようと思っていた夜の10時ぐらいから始まり、なんと深夜一時近くまで花火の音が鳴り続けていた。正直なところ、花火のせいでなかなかな眠りにつくことはできなかったのだが、早朝の今はそうしたことを感じさせないぐらいに調子が良い。

眠りの意識に落ちて、意識の深い層で休息を取ることが理想だが、横になっておくだけでも随分と休息の効果があることがわかる。

起床して一時間が経とうとしているが、新たな年に向けて、自分の内側のエネルギーが充満しており、幾分新たな質を持っているようにさえ思う。今日も普段と変わらずに、自分のライフワークに打ち込んでいこうと思う。

今日もまず最初に、バッハのコラールを参考にして作曲実践を行いたい。昨夜、バルトークの『ミクロコスモス』を参考にして作曲実践をしている時に考えていたのは、バルトークのこの作品とバッハのコラールを参考にする際は、諸々の技術を試す実験の場としよう、というものだった。

それら二つの一連の作品群は、曲としても長くなく、複雑な構造を持っているわけでもないので、それらを参考にする際には様々な作曲技術を適用しやすいと感じている。これから行う作曲実践でも、新たなことを試すことや、最近試し始めた技術の基盤をより強固にするための試みに従事していきたい。

その他に今日優先して行いたいのは、ウィルバーの書籍の監訳の仕事である。今日は全七章のうちの第三章のレビューを行っていく。本書の中で第三章は分量が多い方であるため、今日は十分な時間を設けて本章のレビューを進めていく。

監訳の仕事を数日前から本格的に始めることに伴って、私が執筆を担当する冒頭の「はじめに」と解説の文章に関するアイデアが突発的に色々と湧いてくる。特に、入浴している最中やご飯を食べている時、さらには就寝前にそうしたアイデアがよく浮かぶ。

昨夜も実際に、就寝前にいくつかアイデアが降ってきたので、それを枕元の裏紙にメモし、今朝の起床直後にそれをワードに書き出しておいた。現在はこのように、実際の文章を書き始めるのではなく、どのような項目をどのように執筆していくのかのアイデアを練る段階にあると言えるだろう。

今日もおそらくいくつかのアイデアが降ってくるかもしれないので、それを逐一メモし、執筆担当箇所の文章の具材にしたい。

これが2019年最初の日記であり、特に新年の抱負のようなものを書いていないことに気づく。2019年もこれまで行ってきたことを継続していくことが何よりも大切だろう。

働き方や生活の営み方を含め、これまでの生き方を継続していき、それを深めていくような年にしたい。新年は、生き方を深め、人生を深め、深められた自己を持ってこの世界にさらに深く関与していくような年になるだろう。フローニンゲン:2019/1/1(火)07:08

No.1532: Something for Tomorrow

The first day in 2019 is now approaching the end.

Today was exactly the same as usual. Groningen, 21:14, Tuesday, 1/1/2019

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