一向に明ける気配を見せぬ闇に包まれた辺りを眺めていると、それでも人々が少しずつ活動を始めている様子が見える。時折自動車や自転車が通りを過ぎていく。
先ほど今朝方の夢について思い出していると、あの夢にはもう少し続きがあったことを思い出した。社会科の試験を受ける際に、六種類の肉を試食し、それが何の肉かを当てる問題が出された後、いつの間にか社会の試験は終わっていた。
次の科目は数学のようであり、周りの友人にどのような分野の問題が出題されるのかを直前に聞いてみた。すると、それは特に勉強をするような分野ではないことがわかり、試験問題を解くことは簡単だろうと思った。
続く英語の試験に関しても、対策としての学習は不要であると思っていた。気がつけばいつの間にか試験が終わっていて、生徒は皆解放されたような表情を浮かべている。
そこは研修ルームのみならず、フットサルコートが屋外に設置されている宿泊施設であり、友人たちはフットサルコートに向かっていった。私はもうしばらく教室に残り、先ほどの試験とは関係のない資料を開き、何かを確認していた。
その資料は自分の関心領域に関するものだったが、今となってはそれが何の資料だったかは覚えていない。もしかしたら音楽に関するものだったかもしれない。
資料をしばらく眺めた私は、フットサルコートに行き、みんなが楽しそうに行っているフットサルに混ぜてもらうことにした。フットサルコートではすでに試合が始まっており、試合に参加していない人たちはフェンス越しに外から試合を眺めていた。
私はコート内のベンチに荷物を置き、少々準備体操をしてから試合に参加した。試合に参加してみると、自分の重心がどうも高いように思えた。
私はペナルティーエリア付近でポストプレーをする動きを再三取るのだが、自分にはなかなかボールが回ってこない。チームメートは、後ろの方でボールを回し、サイドに展開するのはいいものの、相手が嫌がるエリアに縦のパスを入れてこない。
そうした状況がしばらく続いたので、私は動きを変えて、ペナルティーエリア付近から離れ、右サイドに張るようにした。すると、ようやく私の元にボールが回ってきた。
だが、重心が高いために、足元でボールを扱うことが幾分おぼつかなかった。「これでは相手にボールを取られてしまう」と思いながら、なんとか重心を低くして、小刻みなボールタッチができるように調整をしていった。
そうした調整をしていく中で試合の時間は過ぎていき、いつの間にか夢が違う場面に変化していた。今朝方はそのような夢を見ていた。
起床直後には、あまり夢の内容を覚えていないと思っていたが、いざ書き出してみると、意外と覚えていたことに驚く。
夢日記をほぼ毎日綴っている日々が続いている。今何日間ぐらいこれが続いているのか定かではないが、今までにないほどに、毎日夢を見て、しかもそれを文章の形にしている。
意識の成熟が進むという現象は、何も顕在意識下における現象だけではなく、無意識にも当てはまる現象なのかもしれない。無意識の世界にも発達現象があり、それが発達すればするだけ、顕在意識とより密接なつながりを持ち、顕在意識下で夢の内容を想起することが行いやすくなっていくのかもしれない。
そのようなことを考えさせられる日々が続く。フローニンゲン:2018/12/20(木)07:35
No.1495: The Early Morning Like a Smooth Curve
The rain that has started since the early morning calmed down.
I’m feeling a sense of a smooth curve at this moment. Groningen, 09:25, Friday, 12/21/2018