今日は六時過ぎに起床し、六時半を迎えた頃に一日の活動を始めた。闇の中、通りを走る車の音に耳を澄ませてみると、水しぶきを上げている音が聞こえる。どうやら昨夜は雨が降ったようだ。
また、つい先ほども少し小雨がぱらついていた。今日も一日を通して天気があまり優れないらしい。
起床直後に、今朝方の夢について思い出そうとすると、すでに記憶が薄れていることに気づいた。しかしそれでもなんとか夢を思い出そうとしてみると、少しばかり記憶が蘇ってきた。
記憶の糸をたぐり寄せる形で、今朝方の夢について書き留めておきたい。
夢の中で私は、日本のサッカーチームと海外のサッカーチームが戦う試合を観戦していた。厳密には、試合そのものを見ていたというよりも、そのハーフタイムにスタジアムの周りを散策していたと言った方が正確だ。
二つのチームは両国を代表する名門チームであり、試合は相当白熱したものになっていたのだということを、スタジアムの雰囲気から感じ取った。私は、スタジアムの地下にある駐車場に降りていき、そこから観戦スタンドに上がっていこうとした。
見ると、駐車場には様々な車が停まっており、何台かの車の中に、先ほどまで試合をしていた日本のサッカーチームの選手たちが休憩をしていた。彼らはすごい汗をかいており、試合の激しさを感じさせた。
彼らは自分の車の中で水分補給をしていた。一人一人の選手は自分の車の中で休んでおり、他の選手と会話をするような選手は一人もいなかった。
彼らは一言もしゃべらずに、どこか呆然とした表情で水分補給を行っていた。ハーフタイム中はロッカールームで休憩するものだと思っていた私は、その光景に少し驚いた。
そして、彼らの様子を見ていると、それは幾分異様な光景のように思えた。そこで夢の場面が変わった。
次の夢の場面では、私は高原の宿泊施設にいた。そこには研修ルームやフットサルコートなどが付いていた。
私は研修ルームの部屋の中にいて、周りを見ると、そこには中学校時代のクラスメートがいた。どうやら、主要五科目の定期試験がこれからあるらしい。
私は一切勉強しておらず、試験を受けることに気乗りはしなかったが、勉強をほとんどしなくても問題は解けるだろうと高を括っていた。だが、周りにいる友人たちが話す内容を聞いていると、特に社会の試験に関しては若干懸念があった。
というのも、試験範囲となっている分野の用語を漢字で書くことはできないだろうと思われたからだ。すると、社会の先生がやってきて、問題用紙を配り始めた。
私はギリギリまで手持ちの資料集を眺めていたが、その場で全ての漢字を覚えるのは至難の技であった。資料集をしまい、試験が始まると、先生は不思議な問題を出題してきた。
社会の先生:「ここに六種類の肉があります。今から目隠しをしてそのごくわずかな部分を試食し、それが何の肉かを回答用紙に書いてください」
先生はそのように述べると、生徒は皆目隠しを始めた。試食する肉は各列で異なるだけではなく、前後の人も異なる肉を食べるように配慮がなされていた。
これはなかなか難しい問題のようであり、周りの生徒は大雑把に肉の分類はできるが、そこからこまかな分類をしていくことが難しいようだった。私も目隠しをして問題に回答しようと思った時に、廊下の方から「問題を解く前に、もう一度全ての肉を試食できますよ〜」という女性の声が聞こえてきた。
私が問題に回答するまでにまだ時間があるようだったから、友人と一緒に廊下に出て行き、その女性に試食をお願いした。見るとその女性は、中南米出身の方であり、日本人ではなかった。
私はそこで肉の一部をもらい、それを試食した。横にいた友人も同じ肉を試食し、「これはOOOOOOOOOOという肉ですか?」と聞いたことのないような、長いカタカナの名前を述べた。
すると、肉を差し出した女性は幾分微笑みながら、「さて、どうでしょう」と一言だけ述べた。そこで夢の場面が変わった。フローニンゲン:2018/12/20(木)07:15
No.1494: A Moonlight’s Run
The fact that today is ending implies that tomorrow is approaching.
I look forward to tomorrow, following a moonlight’s run. Groningen, 21:06, Thursday, 12/20/2018