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3531. 夢の観察者及び奇妙な儀式と遭遇する夢


時刻は午前七時を迎えようとしている。再度、書斎の窓際に行き、窓の外を眺めてみた。

すると、日曜日のこの時間帯かつ雪が通りを覆っているためか、誰一人として通りを歩いていない。もちろん、自転車に乗っている人も見えない。

確かに、通りを走る車はすでに何台かあったが、どの車も慎重に道を走っている。その慎重さは、どこか教習車のようだ。

このように雪を眺めていると、本格的に冬の時期に突入したのだと知る。そこにはどこか感慨深さがある。

また新しい冬がやってきて、新たな春を迎える。冬が厳しければ厳しいほどに、生命力溢れるあの春の素晴らしさを謳歌することができる。

オランダで迎える冬は今回が三度目であるから、厳しい冬にはもう随分と慣れ、特に厳しさを感じることはないかもしれない。一昨年よりも昨年の冬に厳しさをそれほど感じなかったのは、環境への適応が進んだことと、そして自分自身の精神が育まれたからだろうと思う。

心身の適応と、精神の深まりがあったことをそこに見て取ることができる。今年の冬をいかように受け止め、どのように過ごしていくかは、昨年から今年にかけての自己の成熟を確認する試金石になるだろう。

先ほど今朝方の夢を二つほど書き留めていたが、まだその他にもいくつか夢を見ていた。三つ目の夢の中では、私は完全に夢の観察者としてそこにいた。

厳密には、夢の中に私がいたのではなく、私は文字通り、「夢を見る者」であった。その夢の主人公は私ではなく、一人の女性だった。

私よりも10歳ぐらい年上の知人の女性が夢の中に登場し、彼女はこれから大事な資料をどこかの組織に届けることになっていた。それはおそらく国家機密に関わるような資料であった。

その資料は紙媒体ではなく、USBメモリーに保存されていた。彼女はそれを持って、アメリカから日本に向かおうとしていた。

彼女の様子を観察していると、どうも様子がおかしい。どうやら、誰かに後をつけられているようだ。

彼女の後ろに目をやると、無表情な不気味な巨人が立っていた。その巨人にはどうやら感情など全くなさそうであり、何かの目的を遂行するためだけに存在している生き物ように思えた。

不気味なのはその巨人の表情だけではなく、その動きも不気味であった。というのも、この巨人は一歩も動かないのだが、次の瞬間には逃げる女性の後ろに一定の距離を置いて立っているからである。

資料を持って逃げる女性は、あるところから飛んで逃げるという選択をした。巨人の目につかないように、できるだけ低空飛行を続け、ある森の上を抜けていき、別の町の上空にたどり着いた時に、さらに高度を下げて、ある工場の中に一旦身を潜めることにしたようだ。

それを見届けた瞬間に、今まで観察者であったはずの私が、その夢の場面に突然割り込んだ。工場だと思っていたその場所は、どうやらアメリカの大学の寮のようだった。

もうそこには、先ほどの知人の女性も巨人もいなかった。私は寮を後にして、その横に併設されていた食堂に向かった。

食堂では何人かの学生が談笑しながら飲み食いをしていた。見ると、彼らは立派な成人であり、どうやらそこは大学院生用の食堂だとわかった。

たいていの学生は40代から50代なのだが、その中に私も混じり、一緒に食事を楽しんだ。食後のコーヒーを取りに向かうと、そこでジョン・エフ・ケネディ大学(JFKU)時代の友人であった女性に会った。

彼女は当時40代前半であったから、今は40代後半だろう。彼女の容姿に変わりはなく、私たちはコーヒーを片手に近況を話し合った。

すると、先ほどまでは食堂であったはずのその場所が、突然キャンパスのロビーに変わった。そこでも引き続き彼女とお互いの近況について話していると、彼女の友人の学生がやってきた。

私たちはお互いに挨拶し、彼女の専攻を尋ねると、音楽と数学だという。その女性が履修しているコースは大変興味深く、詳しく話を聞こうと思った矢先に、その女性の友達がやってきて、今から課題に取り組む必要があると述べた。

詳しく話を聞けなくて残念であったが、また機会があるだろうと私は思った。私はJFKU時代の友人の女性と供に、寮に引き返すことにした。

寮の二階に到着し、そこで別れようとしたところ、今日は何か特別な日なのか、それとも誰かの誕生日か何かを祝うのかわからなかったが、彼女が何か儀式のようなことをし始めた。

それは奇妙な儀式であり、寮の廊下に一枚の乾いたバスタオルを置き、口に水を少し含んで、それを地面に置かれたタオルにぴゅっと吐き出すというものだった。寮の他の部屋に住んでいる人たちも、部屋に帰ってきた際には、自室に入る前に同様の動作を行っていた。

私はその様子を見ながら、なんだか少し気持ちの悪い儀式だなと思った。フローニンゲン:2018/12/16(日)07:20

No.1483: A Clearing Fog

Groningen was covered with a thin fog in the early morning.

Now it is clearing off gradually, but today seems to be cloudy. Groningen, 09:18, Monday, 12/17/2018

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