3482. 夢の補足と夢の続き

つい先ほど今朝方の夢について思い出していると、当初想定していたよりも細かな点を思い出すことができたと感じた。起床直後に歯磨きをしている最中に、「今朝方はどのような夢を見ていただろうか？」とぼんやりと考え、「今日は夢についてそれほど多くのことを覚えているわけではないな」と思っていた。

しかし、実際に夢を書き出してみると、芋づる式にあれこれと夢の細部を思い出すことができた。改めて振り返ってみると、旅館のような和室の窓から外を眺めた時の雪景色は、今でも忘れることができない。

辺り一面は白銀世界であり、真っ白な雪が天からゆっくりと降ってくる様子は、恍惚的な美しさを持っていた。直感的に私は、外の景色は日本のどこかの町だろうと思っていた。

夢の後半では、無事に卒業式に参加することができたが、それに関してもさらに細かな点を思い出すことができる。一つには、卒業式が行われる会場に変化する前の教室には、何人かのアメリカ人がいて、その中の一人の女性が私のことを知っているようだった。

実際に彼女は私の顔を見ると、それとなしに私の名前を呼び、私は彼女のことを知らなかったので、少々驚いた。そこで、彼女と少しばかりやりとりがあった。

私：「なぜ私の名前を知ってるの？」

女性：「えっ？あなたは昨年この大学院の説明会に参加してたでしょ。その時の受付であなたと色々と話をしてたからよ」

その話を聞いて、私は、「あぁ、あの時の受付の方か」と思った。それにしても彼女は、私が自己紹介がてら一度だけ名前を述べただけなのに、一年後の今もよく名前を覚えていられるなと感心したのと同時に、名前を覚えてもらっていたことに喜びも感じた。そのような場面があったことを思い出す。

さらにその場にいたアメリカ人の女性の学生の一人が、後ほど卒業式の壇上で表彰されている時に、彼女の経歴がスクリーン上に映し出された場面を覚えている。驚いたことに、彼女は私が卒業したのと同じ日本の大学を卒業していた。

先ほど談笑していた時には、日本の話には一切ならず、彼女は生粋のアメリカ人であるように思えたから、まさか日本の大学を卒業しているなどとは思わなかったし、しかも自分と同じ大学を卒業しているとは夢にも思わなかった——夢の中で「夢にも思わぬことが起きる」というのは面白いものである。

そうした細かな点について思い出していると、今朝方見ていた別の夢についても思い出すことができた。その夢はそれほど長いものではなかった。

私は通常のサッカーコートを数倍に拡大したような、巨大なサッカーコートにいた。そこでは、小中学校時代の友人たちとサッカーを楽しんでいた。

遊びの試合とはいえ、みんなそれなりに真剣にプレーしている。試合の途中で、間接フリーキックの場面があり、「裏にロングボールを送って欲しい」と、私はキッカーの友人に合図をした。

すると、その友人は私の合図を見てくれていたようで、ロングボールを送ってくれた。私が期待していたのはもう少し前方にボールを出してもらうことだったのだが、自分にボールが飛んできたことは良いことだと思った。

しかし、そのボールは味方へのパスというよりも、シュートに近いほどの威力のあるものだったので、トラップが少々難しいと思った。実際には、キッカーの友人がボールを蹴った瞬間に、それがシュート性のものだとわかったので、トラップの方法を頭で考えるというよりも、本能的に最適な方法でそれをトラップしようと思った。

するとそのトラップは、自分が想像していた以上に華麗なものであり、次のプレーに流れるように移ることができた。だが、自分の近くの地面を見ると、そこには腰ほどの高さを持つたくさんの花が植えられていた。

その花がドリブルを難しくし、グラウンダーのパスを出そうにも、無数の花がそのパスを止めてしまう。そこでは私は、ゴール前に浮き球のクロスを上げることにした。

それは私が思っているよりも緩く、弾道も低かったため、先ほど間接フリーキックを蹴った友人からは、「もっと強いクロスを！」という要求が来た。そこで私は、「どんな種類のクロスも上げることができるから、クロスを上げる前にどのようなボールが欲しいか教えてくれ」と伝えた。

以降私は、ゴール前の友人が果たして合わせられるか少々疑問に思ったが、シュート性のクロスを何本が上げることにした。そのような夢も今朝方見ていた。フローニンゲン：2018/12/5（水）07:21

No.1461: Brightness of Early Morning

Because it is foggy this morning, I can’t see the sun.

Even so, I can perceive the brightness of the early morning. Groningen, 09:56, Thursday, 12/6/2018