天気予報に基づくと、今朝はもう少し暖かいと思っていたのだが、体感上は少々寒さを感じる。少しばかりヒーターの温度を上げ、これから早朝の活動を本格的に始めたいと思う。
今日は土曜日ということもあってか、辺りはとても静かだ。時刻はもう間も無く午前八時を迎えるが、辺りはまだ闇に包まれている。遠くの空がようやくダークブルーに変わり始めた。
今日から三日間は雨の日が続く。特に、今日と明日は比較的雨量が多いらしい。
昨日に、すでに四日分の食料を購入しているため、ここから三日間は買い物に出かける必要もない。その分、探究活動と創造活動に打ち込むことができるだろう。
今朝方の夢について先ほど書き留めた後にコーヒーを作っていると、あの夢についてもう少し補足的な事柄を思い出した。立ち上げを目指していたベンチャー企業の代表取締役を誰にするかについてであるが、他のメンバーは私が代表取締役になるのがいいのではと言う。
私はそうした役職につくことに一切関心がなく、むしろそうした役割は自分には務まらないと思っていたため、彼らの提案にはあまり乗り気がしなかった。そのため、彼らの中から私が適任だと思う友人をなんとか説得し、彼に代表取締役になってもらうようにお願いをしていた。
そのような場面があったことを思い出す。さらに続けて別の夢を見ていたこともふと思い出した。
その夢は、一つ前の夢とつながっており、風景に関しては同じだった。ただし、私は学校の中にいたのではなく、学校に併設されている旅館の一室にいた。それは日本的な旅館というよりも、アメリカ風のモーテルと呼ぶにふさわしい建物であった。
私は目を開けたままベッドの上に仰向けで寝ていた。天井を見ながら、ぼんやりと考え事をしていた。
すると、部屋をノックする音が聞こえたので、部屋に入っても問題ないとノックした人物に伝えると、一人の友人が部屋に入ってきた。なにやら、今からどこかに移動しなくてはならず、早急に荷物をまとめる必要があるとのことであった。
その彼もまだ荷物をまとめていないらしく、私の部屋で荷物の整理を始めた。私は一切荷物の整理をしてなかったため、そこから荷物をまとめ始めると少々時間がかかると思った。
すると、またしても部屋のドアをノックする音が聞こえてきた。ドアを開けると、そこには別の友人が立っており、「もう迎えが来た」と彼は述べた。外には少々いかつい黒い車が止まっていた。
その友人曰く、ある企業のアメリカ人の代表がその車に乗っており、私たちを直々に迎えに来てくれたのだという。もう少し待って欲しいと彼に述べ、私は再び自分の荷物をまとめ始めた。
すると、もう一人の友人は荷物を先にまとめたらしく、車の運転手にもう五分待って欲しいと伝えてもらうように私は彼にお願いした。「五分は長いよ。三分ね」と彼は述べ、部屋から出て行った。
正直なところ、あと三分で荷物をまとめることなど不可能に思えた。なぜだか私は、とりあえずシャツを着て、スーツを羽織り、忘れ物があったとしても構わないので、急いで荷物を詰めて外に出ようとした。
しかし、やはり置き忘れたものがあると困ると思い、念入りに部屋を確認しようと思った。そうすると、三分どころかもっと時間がかかると思ったので、私はもう迎えの車に乗ることを諦めた。
そこで目が覚めた。フローニンゲン:2018/12/1(土)08:00