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3458. 音楽の文法を学びながら思うこと


時刻は午前11時に近づきつつある。ここで一旦、午前中の学習について振り返っておく。

今朝も作曲理論の学習に時間を充てており、まとめノートをとりながら基礎テキストのすべての内容を学習し終えた。ここから昼食までの時間は、数日前に一読を終わらせたその他の作曲理論を読み返していきたい。

その書籍の方が今朝読み終えたものよりも難易度が高いため、今回の再読から、まとめノートを取り、それに並行してMIDIキーボードを用いて音を出しながら能動的に学習を進めていく。

今いくつかの論点に関して自分なりの問いが立っており、今回の再読を通じてそれらを明瞭にすることができればと思う。再読には数日間から一週間ほどの時間がかかるだろうが、それが終わる頃には作曲理論の基礎はかなり確立されているのではないかと期待する。

昨日は、様々な和音と保続低音という技術について学んだ。今日も改めて和音に関しては知識の確認を行っていた。

和音の活用に関しても、まだまだそのタイミングが掴めていない。最適な箇所で最適な和音を活用できるようになるためには、兎にも角にも、一つ一つの和音の性質を熟知しておく必要があるだろう。

昼食後にはオンラインミーティングがあるため、午後からの作曲はそれが終わり、仮眠を取ってからになると思う。その際には、ショパンに範を求めて曲を作り、曲が出来上がった後には、和音の機能を分析し、それが文法に則ったものなのかを確認していくことを行う。

普段日本語で日記を書く際にも、それが書き終わった後に、一通り誤字脱字や文法を確認するようにしている。それと同じことを、本来は作曲においても行うべきなのだが、これまでの私はそれを怠っていた。

これまでは、そもそも文法に関する知識がなかったのであるから、確認などしようがなかったのであるが、今は少しずつ文法知識を身につけつつあるため、作った曲については、今持ち合わせている文法知識を活用して確認を行っていく。これを習慣としたい。

今日は早朝から断続的に小雨が降っている。ちょうど今は止んでいるが、午後からまた小雨が降るようだ。

遠くの空を眺めると、白いカモメの群れが不規則に旋回している。いや、よくよく観察を続けてみると、何らかの規則性がそこにあるように思えてくる。

音楽理論というのは、人類が2500年ほどの長大な時間をかけて積み重ねてきた知識と技術の集積であり、それを思うと感慨深いものがある。音楽の規則を学び、規則的なものの中に不規則なものを生み出し、不規則なものの中に規則的なものを生み出していけるように、これから昼食までの時間を音楽理論の学習に充てていく。フローニンゲン:2018/11/29(木)10:58

 
 
 

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