3449. 理論の大切さを示唆する夢
- yoheikatowwp
- 2018年11月29日
- 読了時間: 3分

時刻は午前七時を迎えた。この時間帯は、辺りはまだ真っ暗であり、日の出まではあと一時間半ぐらい待つ必要がある。
今朝方の夢について先ほどまで振り返っていた。やはり印象に残っているのは、道路の上で作曲をしていたことだろう。
道路の上に音符を置き、出来上がった八小節の音の流れについて思い出している。どのようなメロディーが流れていたのか定かではないが、道路から自分が作った曲が流れてくるというのは不思議な感覚であったことを覚えている。
その後に見た、丸の内のような場面での夢のあと、実はもう一つ夢を見ていた。完全に場面が変わり、私は欧州のサッカーの試合の解説現場にいた。
対戦している二つのチームは、それぞれ欧州の名門チームであり、私は解説者の説明に耳を傾けていた。私の役割は、成人発達理論の観点から、とりわけサッカー選手の知性に関する観点から解説を補助することであった。
私の横にいたスペイン人の解説者は、実際に現在試合を行っている名門チームにかつて所属していた選手だった。その解説者は、自分が選手であったことからか、選手目線での丁寧な解説を行っていた。
一つ印象的なことは、実は守備をする際にはかなり高度な理論が背後に存在しているということだった。いかに組織的に相手からボールを奪うかに関する理論体系が存在しており、その解説者は、ボールを奪取するいくつものパターンを説明していた。
こうした解説を聞いていると、サッカーというスポーツが高度な知性を要求していることに改めて気づかされ、随分と感銘を受けた。すると今ままでいた解説現場が、突然実際のピッチの上に変わり、その解説者は、先ほどまで試合をしていた選手一人一人に事細かに理論的な守備の方法を指南し始めた。
左サイドバックを務めている選手は、現存する世界最高の左サイドバックの一人だと思うが、その選手ですらも、その解説者から新たに学ぶことが多いようであり、熱心に解説者の話を聞いていた。そのような夢も見ていたことを思い出す。
サッカーが持っている理論体系は、学術の世界における様々な分野の理論体系と同じぐらい高度なものであり、現在自分が学んでいる音楽理論のような体系であるとも思った。それらの理論体系を習得し、それを実際の試合の中で活用していく高度な知性がサッカー選手には要求されているのだと改めて考えさせられた。
今日は昨日に引き続き、作曲理論の学習を旺盛に進めていく。昨日はほぼ丸一日、作曲理論の学習に時間を充てていたと言っても過言ではない。今日もそのような一日にしようと思う。
とにかく次の春を迎えるまでに、作曲理論の基礎を固めたいと思う。学術的な読書は必要最低限に留め、そうした書籍がふと読みたくなった時に手に取るようにする。
発達理論の習得に向けて学習を進めていた時と同じような内発動機が今の自分の内側にあることを感じる。一気呵成に作曲理論の基礎を固め、そこから再び旺盛な作曲実践を行い、今度はより高度な作曲理論を学んでいく。
今朝方の夢は、いかなる分野にも奥深い理論が存在していることを示唆し、そうした理論を学ぶことがいかに高度な実践を可能にするのかを示しているように思える。フローニンゲン:2018/11/27(火)07:21
No.1446: On the Top of a Naked Street Tree
A little bird perched on the top of a naked street tree.
The bird rested there for a while, and it flew away. Groningen, 09:44, Wednesday, 11/28/2018
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