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3433. 知識の意義と尊さ:マイナースケールの三つの区分


夜明け前は瞑想的な雰囲気が漂っていたフローニンゲンも、朗らかな表情を持つ朝を迎えてからしばらくの時間が経つ。お腹が空き始めたので時刻を確認してみると、昼前になっていた。

今日は先ほどまで作曲理論に関する学習を行っていた。具体的には、「音程」と「調と音階」について学習を進めていた。

現在は、早朝の日記で言及したように、『作曲基礎理論~専門学校のカリキュラムに基づいて~』という和書に基づいて学習を進めている。本書は本当に優れた理論書であり、説明が親切であるばかりか、著者の思想や人柄なども滲み出しており、そうして点にも感銘を受ける。著者の実存性が滲み出してこない多くの書籍とは一線を画している。

本日を迎えるまで、「ナチュラルマイナー」「ハーモニックマイナー」「メロディックマイナー」の違いを分かっておらず、これまでマイナースケールで作っていた曲は全てナチュナルマイナーでしかなかったことを知った。

これまでは洋書で音楽理論を学んでいたのだが、それらの書籍にも当然ながら上記の三つのマイナー区分が言及されていたように思う。しかし、それまではそれらのマイナー区分を自分の作曲に活かすという発想が希薄であったためか、理解が不十分であったことを知る。

ここからは一旦ナチュラルマイナーで曲を作ることをやめ、ハーモニックマイナーやメロディックマイナーの曲を意識的に作っていく。それぞれ100曲ずつまずは作ってみる。

比較学習をしやすくするために、AマイナーからGマイナーまで順番に作っていく。具体的には、Aハーモニックマイナーを作った後に、Aメロディックマイナーを作り、それを順番にGまで作って一周する。そのサイクルを100曲作るまで回してみる。

上記の書籍を数時間ほど食い入るように読み進めた後に、早速シベリウスの曲に範を求めて、まずはAハーモニックマイナーを適用して曲を作り始めた。曲を作っている最中に、Aメロディックマイナーの響きもこの瞬間に聴きたくなってしまい、8小節をハーモニックマイナーで作った後に、次の8小節はメロディックマイナーで作ることにした。

AマイナーからGマイナーまで作っていく際に、その曲の中でハーモニックマイナーとメロディックマイナーを行き来してみるのも学習になるかもしれないと思う。昼食後に、今作りかけの曲を完成させ、午後にはBハーモニックマイナーとBメロディックマイナーの曲を作っていきたいと思う。

マイナースケールに三つの区分があるというたった一つの知識を得ただけなのに、作曲の幅が格段に広がったような気がしている。知識ないしは観点の意義と尊さをここに見ることができる。そうした実感をもとに、これから本当に本格的に音楽理論を学んでいこうと思う。

午後に散歩から帰ってきた後にも再び上記の書籍を読み、夜に本日三回目の作曲実践をする。早朝の習慣である、バッハの四声のコラールに範を求めて作曲する際にも、積極的にマイナースケールの三つの区分の考え方を適用してみたいと思う。フローニンゲン:2018/11/23(金)12:01

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