今朝は六時前に起床し、六時過ぎから一日の活動を始めた。実は五時前に鳥の鳴き声によって一度目が覚めたが、実際の起床は六時前であった。
今日から新たな週が始まり、再び新たな気持ちを持って今週の取り組みに従事していこうと思う。
今朝方はいくつか印象に残る夢を見ていた。一つ目の夢の中で私は、見覚えのある田舎町を歩いていた。
すると目の前には、友人の父が歩いている姿が見えた。その背中を追いかけるようにして歩みを進めていると、友人の父が「こんにちは。今日はいい天気ですね」と初老の男性に声をかけた。
見るとその男性は、その友人の祖父であった。友人の父は自分の父に声をかけたにもかかわらず、随分とよそよそしい言い方だなと思っていると、私は友人の父に追いつき、友人の父は私に気づいた。
すると、私を昼食に誘ってくれた。その場所から近くにある友人の家に着き、一階の食堂に案内してもらった。そこには友人もいて、昼食を待っているようだった。
今から昼食を食べようとした時に、突然、地面に一匹の小さなカミキリムシがいることに気づいた。私たちはそのカミキリムシを外に逃がしてあげようとしたのだが、なかなか捕まえることができない。
私たちは皆、その場にかがみこみ、長く大きなテーブルの下に隠れているカミキリムシをなんとか捕まえようとした。すると突然、私は「あっ!」と声を上げた。
というのも、その小さなカミキリムシとは比較にならないぐらいの巨大なカミキリムシが一匹、テーブルの下の奥に隠れていたからである。そのカミキリムシはおそらく40cmぐらいの大きさだったと思う。
背中が固い鎧のようなものに覆われており、想像するに、そのカミキリムシは人間の指を簡単に切り落としてしまうぐらいの力を持っているようだった。私たちはその巨大なカミキリムシを見て、相当に驚いたが、友人の父は勇敢にも、そのカミキリムシを撃退しようとした。
友人の父の手には包丁があり、包丁を振り落としてカミキリムシの背中を攻撃した。だが、カミキリムシの背中は鋼鉄の鎧のような固さを持っていたから、勢いよく包丁を振り落としてみびくともしていないようだった。
そこで今度は友人が、父に代わってカミキリムシを撃退しよう乗り出し、殺虫剤のようなスプレーを使おうとした。スプレーをカミキリムシに勢いよくかけてみると、さすがのカミキリムシも動きが鈍くなり、少しずつ静かになった。それでもカミキリムシはまだ生きているようだった。
その様子を眺めていると、夢の場面が変わった。結局その後、カミキリムシがどうなったのかは定かではない。
その次に見ていた夢の場面では、私は小綺麗なホテルのレクチャールームにいた。どうやら今から、化学の授業が始まるようだった。
授業の前に私は、化学式が含まれた化学の問題を友人と一緒に解いていた。その問題がなかなか解けず、あれこれと考えていたところで化学の授業が始まった。
授業を担当するのは、優しそうな初老の男性であり、その顔は見覚えがあった。どこかその面影は、高校時代の化学の先生ではなく数学の先生のようだった。
レクチャールームの教壇には余っているテキストが何冊か置いてあり、先ほどまで手元にあったはずの自分のテキストがなくなっていることに気づいた。そのため、私は席を立ち、教壇に向かっていき、一冊ほどテキストをもらった。
自分の席に戻ろうとしている最中に、一人の友人がテキストがないために困った表情を浮かべていたので、私は手に持っていたテキストを渡した。再び私はテキストがなくなってしまったので、再度教壇まで歩いてき、再び自分の席に戻った。
ところが、今度はレクチャールームの後ろの方にいた中国人の女性もテキストがないようであり、私は手に持っているテキストを渡してあげた。そこで私はまたしても教壇に向かって歩いてき、テキストを一冊手に取った。
すでに授業が開始されていることもあって、温厚そうな先生もさすがに困った表情を浮かべていた。自分の分のテキストをようやく確保した私は、自分の席に戻るつもりだったのだが、テキストさえあれば授業に出る必要はないと思ったのか、レクチャールームの後ろから外に出て行こうとした。
すると、レクチャールームの一番後ろに座っている男性が作曲の勉強をしていることに気づいた。机の上には楽譜が広げられており、なにやらローマ数字を用いてコード分析をしていた。
直感的に私は、その男性は作曲科に在籍している大学院生だとわかり、相当に作曲経験のある人間だとわかった。一方で、そうした作曲経験豊富な人でもコード分析をするのだと思いながら、私はレクチャールームを後にした。フローニンゲン:2018/11/12(月)06:37
No.1404: A Dark Night Candy
I’m feeling as if a dark night outside were a candy.
It tells me that the taste of a dark night can be sweet. Groningen, 21:09, Monday, 11/12/2018