今朝は六時を少し過ぎた頃に起床した。今、突然小雨が降り出し、窓ガラスに雨がぶつかる音が聞こえ始めた。今日と明日は、どうやら雨に見舞われる時間が多いようだ。
起床してから30分ほどが経ち、改めて今朝方の夢について思い出している。夢の中で私は、実際に通っていた中学校の体育館の中にいた。
どうやら体育の時間なのか、あるいはスポーツフェスティバルか何かの時間なのか、私は体育館でフットサルの試合に出場していた。体育館全体は少し薄暗かったのだが、試合が白熱をしているためか、熱気を感じられるような雰囲気が漂っていた。
もちろん私の同級生も何人か試合に参加していたが、敵味方問わず、そこにはブラジル人やアルゼンチン人もいた。いくつかの国籍が入り乱れる形で試合が行われていた。
その試合に参加している人たちは、どうやらサッカーの経験者なのだが、フットサルはあまりしたことがない様子だった。ボールの扱い方がサッカー的であり、フットサルに固有の動きはほとんどできないようだった。
少しばかり時間を使って、敵味方の選手たちの特徴を私は観察をしていた。その後、この試合が何かしらの重要性を持っていることに気づき、観察結果を基にして、私も本気でプレーをするようになった。
その場には、おそらくプロのサッカー選手もいたと思われるが、私は、彼らが呆れてしまうぐらいにゴールを重ねた。試合の途中に、一試合に七ゴールを過去に決めた選手がそこにいると聞いていたので、最低でも八ゴールを自分が決めようと思っていた。
得点を決めるたびに、すぐにボールをコートの中央に置き、相手にすぐに試合を再開するように無言で要求している自分がいた。試合が再開されるや否や、すぐに相手のボールを奪取しにプレスをかけ、奪ったボールをゴールまですぐに結びつけるということを繰り返していた。
そういえば、その試合が始まる前に、私は友人とシュート練習をしていた。彼はサッカー部に所属しており、サッカーの技術は巧みなのだが、フットサルに固有の技術については習得をしていないようだった。
私は彼の特徴として、アシストが上手く、逆にあまりシュートを積極的に打たない人間だと知っていたのだが、彼はシュートの技術も高いと私は密かに思っていた。これから始まる試合においては、おそらく彼のシュートからの得点が重要になると思った私は、何気なく彼に言葉をかけた。
私:「相手陣内に一歩足を踏み入れたら、もうそこからはシュートレンジだよね?いや、相手陣内の一歩手前の、こちらの陣内からでも十分にゴールを決めれると思う」
友人:「えっ?ちょっと遠くない?」
私:「いや、全く遠くないよ。こうした距離からシュートを打つと、相手のキーパーは随分と嫌がると思う。それに、打たないシュートはゴールにならないしね」
友人と私はそのようなやり取りをしながら、試合が始まる前にシュート練習をしていた。試合の中でその友人がどれだけシュートを打ち、どれだけゴールを決めたのかは定かではない。それ以上に私は、自らがゴールを決め続けることだけに没頭しているようだった。
数分間で立て続けにゴールを決めると、相手の選手たちは唖然とした表情を浮かべていた。私はサッカーのプロでもなく、フットサルのプロでもないのだが、相手にプロのサッカー選手が何人もいることを知っていたためか、表向きの表情は至って冷静なのだが、自分の内側には強いエネルギーが芽生えていることに気づいていた。
日本人、ブラジル人、アルゼンチン人などが混じる中、私は自分のプレーを続け、相手の選手たちの表情が唖然としたものから絶望に変わるまでゴールを決め続けようと思っていた。八ゴール目を決めた時、歓喜で雄叫びを上げ、そこで夢から一度覚めた。
寝室のベッドの上には、左胸を何度も叩いている自分がいた。それは夢の中で八ゴール目を決めた際に行っていた歓喜の表現だった。フローニンゲン:2018/11/10(土)07:18
No.1400: Autumn Elasticity
Although it is raining now, I can feel the elasticity of autumn.
I’ll begin today’s academic work from now. Groningen, 09:02, Sunday, 11/11/2018