3377. 二つのレビューの完成
- yoheikatowwp
- 2018年11月11日
- 読了時間: 3分

一つの人生における、ある一つの金曜日が終わりに近づいている。この日記を書きながら思ったのは、今日は金曜日であったということだ。明日からは週末を迎え、平日とは異った雰囲気がこの町を包むだろう。
時刻は午後の七時半を迎えた。今日も本当に一日が充実していたと心の底から言える。もう心の底にまで充実感が染み渡り、心全体が充実感と一つになっている。
今日は午前中より、現在執筆中の書籍の原稿のレビューを行い、散歩から戻ってきた夕方に全てのレビューを終え、夕食前に協働執筆者の方に原稿を送った。あとは協働執筆者の方に最終確認をしていただければ、最終原稿が完成することになる。
編集者の方からの手直しを受けて、こちら側の修正がどれほど必要なのか未知な部分もあるが、修正が必要な箇所はそれほど多くないだろう。
書籍のレビューを終えた後、大学院への出願に向けた志望動機書のレビューを行い、スコットランド人の友人にそのドラフトを送った。この志望動機書に関しては、練りに練り、推敲に推敲を重ねたため、今回のレビューではほとんど修正箇所がなかった。
その友人にレビューを依頼したのは、内容面に関してではなく、ネイティブの観点から見て文法的な誤りや、言葉の用い方におかしな箇所はないかどうかという点についである。友人がどのような点を指摘してくれるのか楽しみである。
振り返れば、私は欧米の大学院の三つの修士プログラムに応募してきた経験上、志望動機書を執筆するのは今回で四回目である。今回は結局、ハーバード大学教育大学院だけに出願しようと思っており、これまでと同様に、志望動機書はとりわけ重要なものになる。
そうしたこともあり、今回ネイティブの友人にレビューを依頼した。ちょうど友人の学期末試験が終わったタイミングを考慮してドラフトを送り、再来週の月曜日までにレビューをしてもらうように依頼をした。どのようなレビュー結果が返ってくるか、今から楽しみである。
今日はこれから、本日最後の作曲実践を行う。早朝にはバッハに範を求め、午後にはテレマンに範を求めた。本日最後の作曲実践では、ハイドンに範を求めようと思う。
絵画作品と同様に、一つの曲には必ず作者の意図が込められている。作者が一つの絵画作品に込めた意図を理解するのは難しく、それは曲においてもそうだろう。
だが、そうした意図をできるだけ理解したいと最近強く思う。今から参考にする曲の中に、ハイドンは一体どのような想いを込めたのか。そうした問題意識を持ちながら曲を参考にしていく。
今後は、「楽想理解」というものをテーマに掲げたい。一粒の砂に宇宙を見ることが可能であるのなら、一つの曲に宇宙を見ることも当然可能なはずだ。
ハイドンは、今から参考にする曲の中にどのような宇宙を表現しようとしたのだろうか。また、その曲を参考にする形で自分が生み出した曲は、自己のいかなる側面の宇宙を表現したものなのだろうか。フローニンゲン:2018/11/9(金)19:51
No.1399: Jovial Steps
I’ll go to bed early for tomorrow. Groningen, 20:50, Saturday, 11/10/2018
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