今朝は五時半過ぎに起床し、六時を少し過ぎた頃に一日の活動を始めた。今は雨が降っていないのだが、早朝は少しだけ小雨が降るらしい。
今、一台のバスが目の前の通りを走り去っていく音が聞こえた。今日も一日がゆっくりと始まった。
今朝方の夢について少しばかり振り返っている。夢の中で私は、学校の教室のような部屋の中にいた。そこには高校時代の知り合いが何人かいた。
私たちは全員席に着き、教師の到着を待っていた。教師が到着すると、どこか見覚えのある顔だった。
教師が簡単に挨拶をした後に、早速その日の授業が始まった。なぜかその教師は私に突然質問をしてきた。
教師:「君には顧問弁護士はいる?」
私:「えっ?顧問弁護士ですか?特にいないと思います」
そのように私が答えると、教師は即座に「ここにいるじゃないか!笑」と教室の左隅に座っている男性を指して言った。教師の表情は笑顔であり、教室中も笑に包まれていた。しかし私は、何が面白いのかよくわからず、冷静に反応をした。
私:「いえ、その方には今後法律相談をすることはあるかもしれませんが、現在時点においてはその方は顧問弁護士ではありません」
私は教師が述べる「顧問弁護士」という定義が曖昧であることに疑問を持っており、その点を指摘した。すると教師はそこでまたいくつか言葉を述べた。
その言葉の内容もどこか私を嘲笑しているかのようなものに思えたため、私は無言で教室を後にした。するとその教師も教室を飛び出し、私を追いかけてきた。
特に私は走って逃げるようなことをしていたわけではなく、ゆっくりと廊下を歩いていた。教師が何かを叫びながら追いかけてきていることは知っていたのだが、私は後ろを振り返ることなく、廊下の先をまっすぐに見つめながら歩いていた。
するとあるところで、その教師の存在がとても邪魔なものに思えてきた。そのため私はその場で一度立ち止まり、右手に見えた教室の扉を開けて、その教室に入った。
その教室には誰もおらず、明かりが消されており、とても暗かった。その状況を見たとき、私は「好都合だ」と直感的に判断した。
その判断が生まれたとき、教師がその部屋に入ってきた。すると私は、その教師が一言も発せないぐらいに素早く何回も殴打をし、教師は地面に倒れ込んだ。
倒れ込んだ教師は静かになっていたのだが、念のためにもう何回か頭を中心に踏みつけた。すると、教師がもはや息をしていないことに私は気づいた。
それに気づいても、私は一向に無感情なままで、息をしなくなった教師が地面に横たわっている姿を見ながら教室を後にした。そこで夢の場面が変わった。
その後にも何かしらの夢を見ていたことを覚えている。ただし、上記の夢がとても暴力的な内容であったため、その夢だけが強く印象に残っている。
夢の中の私は、相変わらず言語的な発達が未熟であり、言葉で相手とコミュニケーションすることを苦手にしているようだ。何かを言われると、それに言葉で応答するのではなく、あるところで突然暴力に訴え、力で問題を解決しようとする傾向があるように思える。それは多分に幼少期の自分の姿と重なるかのようである。
数日前に読んでいたウィルバーの書籍の言葉を用いれば、夢の中に出てくるそうした自己の側面は、発達における基礎構造ではなく、移行構造であり、同時にその移行構造が幾分病理的なものになっていると言えるかもしれない。今朝方の夢に出てきた自己の側面との対話がどうやら必要のようであり、その治癒が求められているように感じる。フローニンゲン:2018/11/9(金)06:33
No.1396: A Lingering Scent of Light
Today looks like a ray of light, and the lingering scent is spreading out. Groningen, 20:41, Friday, 11/9/2018