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3357. 三つの世界を行き来して


今朝は五時半過ぎに起床した。昨夜はいつもより少し早く就寝し、今朝方起床してみると、自分の内側に気力が静かに満ち溢れていることに気づいた。

今日から新しい週が始まった。今週もまた、自分の探究活動と創造活動を着実に前に進めていこうと思う。

本日からは、その日に読みたいと思う書籍を本棚から引っ張り出し、それらを読んでいこうと思う。とはいえ、前日に読みたいと思っていた書籍が今日も読みたいと思うのであれば、その続きを読んでいくことを許容する。

まさに今日はそのような形で読書を進めていくことになるだろう。というのも今日は、昨日本棚から引っ張り出してきた、“The Society of Mind (1985)”と“The Neuroscience of Psychotherapy: Healing the Social Brain (2002)”を読み進めていこうと思っているからだ。

前者は人工知能の研究で多大な功績を残したマーヴィン・ミンスキーが執筆したものであり、後者はタイトルが示すように、脳神経科学とサイコセラピーに関する内容となっている。二つはどちらも扱っているテーマが異なっているように思えるが、脳と心に関する点においては重なっており、人間を主題としているという点においては究極的に合致している。

それら二冊の書籍を読んだ後に何を読むかは、その時になって決めようと思う。おそらく発達心理学関連の書籍になるか、物理学者が執筆した何らかの書籍になることを予感する。

そうした読書に並行する形で、今日も作曲実践を旺盛に行っていく。早朝はバッハに範を求め、午後からの作曲ではテレマンに範を求めようと思う。時間的に余裕があれば、昼食前に一度ハイドンの変奏曲を参考に曲を作る。そして夕食後に、本日最後の作曲実践を行うことを予定している。

数日前の日記で書き留めていたように、芸術は、それなしでは知覚することのできないリアリティを私たちに開示してくれる。本日の作曲実践を通じて、その実践なしでは涵養できない世界認識方法を育んでいく。

作曲実践を十分に行い、合わせて音楽理論や作曲理論に関する書籍を眺めるように読んでいくことを行いたい。ウォルター・ピストンが執筆した、ハーモニーに関する書籍の具体例を眺め、興味を引くものがあれば、その具体例に付された解説を読む。そのような形で作曲理論に関する書籍と付き合っていく。

今日は質の高い睡眠を取ることができたため、心身の状態が極めて良好であるが、仮に読書を行っている中で活字世界にこれ以上留まれないとわかったら、ソファの上に積み重ねられている何かしらの画集を取り出し、絵画世界の中に入っていくようにする。

自分を支えてくれるのは、活字世界のみならず、絵画世界や音楽世界であることを忘れないようにする。そうした複数の世界を行き来しながら、今日一日を充実したものにしていきたいと思う。フローニンゲン:2018/11/5(月)06:37

No.1385: A Windless Zone

I saw an exquisite glow in the morning sky.

It is almost windless in Groningen today. Groningen, 08:21, Tuesday, 11/6/2018

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