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3320. 海の精霊と出会う夢


今朝方に見た夢について書き留めていると、巨大な大学キャンパスの中で迷っていた後の夢についても思い出した。結局、目的であった数学の授業を受けることを諦め、私はその建物を後にした。

数学の授業を受ける代わりに、キャンパス内を散策しようと思って、私は一人で巨大なキャンパス内を歩いていた。この大学には海洋生物学に関する学部もあるためか、キャンパスの直ぐそばに港があり、この大学は巨大な船を所有していた。

ちょうどその船が港に停泊しており、船の様子を眺めながら港沿いを歩いていた。すると、波止場で二人の小さな男の子と母親の姿を見かけた。三人とも白人なのだが、どうもこの土地の人間ではないような雰囲気を発していた。

彼らの横を通り過ぎる時に挨拶をすると、二人の男の子は笑顔で私に挨拶を返した。母親も笑顔で挨拶を返してきたのだが、その表情にはどこか寂しが含まれていた。

それに気づいた時、私はその母親と少しばかり立ち話をすることにした。波止場にかがんで母親の話を聞いていると、二人の男の子のうち一人が海の中に入りたいと述べた。

この季節はとても寒く、海もどこか凍ってしまうのではないかというぐらいに冷たい様子であった。そのような海の中に入っていくのは危険であるから、当然私はその母親が子供の要望に反対するに違いないと思っていたのだが、母親は何のためらいもなく、その子供の要望を承諾した。

私はそれにかなり驚いたのだが、驚いたのもつかの間であり、その小さな男の子は服を着たまま、波止場の縁から海の中に静かに飛び込み、そのまま下に沈んでいった。するとそれを見たもう一人の男の子もそれを真似するかのように、服を着たまま冷たい海の中に沈んでいった。

海中の二人の姿は波止場の上からすぐに見えなくなり、そこでようやく母親が心配してか、その母親も海の中に入って救助に向かった。私はその母親が凍えるような冷たい海の中に沈んでいく姿を唖然とした表情で眺めていた。私にできることはそれだけしかなかった。

三人が冷たい海の中に沈んでいったことに対して本来であれば心配をし、救助を呼ぶところだが、どうも私は彼らは人間ではないように思い始めていた。彼らが発していたオーラなどから察するに、海の精霊の一種なのではないかと思い、彼らは自らのいるべき場所に戻っていたのだと思った。

そうした考えを得ると、私はその場から静かに離れ、再び歩き始めた。そのような夢を見ていたことを思い出す。

今朝方は、自分が惑星になる夢、数学の授業を受けようと思っていたが巨大な大学キャンパス内で迷う夢、そして海に沈んでいく海の精霊らしき家族に出会う夢を見ていた。こうした印象に残る夢を書き出したところで、今日の取り組みに従事していきたいと思う。

今日と明日は土日であるから、探究活動と創造活動に取り組む時間的なゆとりが十分にあり、それらの活動に旺盛に取り組んでいきたいと思う。書籍については、少なくとも“Modes of Creativity (2011)”と“Freedom and Beyond (1972)”を今日中に読み終える計画でいる。

それらの書籍を読み終えたら、新たな学術書を読むのではなく、作曲理論や音楽理論に関する書籍に目を通そうと思う。フローニンゲン:2018/10/27(土)07:45

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