今朝は五時過ぎに起床した。昨夜の就寝が十時前であったことが、今日の早起きにつながったのかもしれない。
一日の仕事を無事に終えたならば、そこから新しいことに手をつけるのではなく、速やかに就寝するというのは早起きにつながるように思う。今日からその点を意識しようと思う。
その日になすべきことを終えたら、そこで速やかに就寝に向かうこと。それを新たな習慣としたい。
五時過ぎに起床してみると、室内の温度が随分と下がっていることに気づいた。昨日と似たような朝の気温であり、確認してみると、外気は4度とのことである。
フローニンゲンは随分と冷え込んできた。比較として、先日訪れたボストンの気温を確認してみると、十月の前半においては、ボストンの方がフローニンゲンよりも暖かかったのだが、その関係が逆転している。ボストンの方がもう随分と寒くなっているようだ。
今日は土曜日ということもあって、今の時間帯はなおさら静かだ。そうした静かな環境の中で、今日の取り組みを始めたい。
今日は早朝に、バッハの四声のコラールに範を求めて作曲実践をする。四声のコラールを参考にしながら曲を作ることは、どこか詰将棋を解くような感覚がする。そうした感覚を引き起こすのは、おそらくバッハの曲が持つ構築性なのだと思う。
バッハの曲を参考にして一曲作ったら、そこからは読書に励みたい。具体的には、成人発達と成人学習に関する“Handbook of Adult Development and Learning (2006)”の残りの章を今日の午前中には読み終えたいと思う。
本書の再読に関しては、数日前に終えておこうと思ったが、他の書籍を読むことをしていたため、今日まで再読が伸びた。本書からは得るものが多く、今日もメモをしながら再読を進めていくことになるだろう。
本書を読み終えたら、リルケの詩集“Rainer Maria Rilke: Selected Poems (2011)”を読み始める。本書は随分と前に、マラルメの詩集と合わせて購入し、マラルメの詩集を読んだ後にすぐにこちらの書籍に取り掛からなかったため、随分と時間が経ってしまった。
今日は久しぶりに詩の世界に入っていこうと思う。リルケの詩集を読み進めたら、先日街の古書店で購入した書籍の中の一冊である“Realism in Education (1969)”を読み始めようと思う。
こうした読書を進めていき、昼食前には再度作曲実践を行うかもしれない。それは午前中の読書の進展を見て判断しようと思う。
午後からも引き続き読書を進めていき、その際にはフーガの技法に関する書籍“The Study of Fugue (1958)”を再読しようと思う。フーガの技法を学ぶには、バッハの楽譜を参考にしながら実際に曲を作っていくことが一番勉強になるとは思うが、アルフレッド・マンの本書から得ることも多いだろう。
フーガの技法に関する新たな観点を得るために、今日は本書を再読したいと思う。本日はまだ始まったばかりだが、今日がとても充実した一日になることをすでに予感している。フローニンゲン:2018/10/20(土)06:07