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3271.「対象的思惟」と作曲実践

October 29, 2018

たった今夕食を取り終え、これから就寝に向けて本日最後の取り組みに従事していく。今日は早朝に、非常に断片的な夢を見ており、その後、夢の世界の不思議さと現実世界の不思議さを比べてみようとする自分がいた。

 

どちらの世界においても、自分の認知を遥かに超えた現象が絶えず内包されている。起床直後に夢について振り返っていたのは、そうした理解の及ばない現象を少しでも理解しようとするための行為であり、日中に折を見て日記を書いていたのは、現実世界における自分の理解を超えた現象を少しでも理解しようとする試みの表れだろう。

 

今日は午前中にシベリウスに範を求め、午後はハイドンに範を求めて曲を作った。今日からは久しぶりに、シュタイナーの音楽思想が盛り込まれた音楽理論の解説書をひもときながら曲を作っていた。

 

とりわけ、各調が持つ固有の色や形、つまり固有の感覚質に対する理解を深めることを行っていた。今日はこれから本日最後の作曲実践を行うが、これから作曲する時は必ず本書を紐解き、該当箇所の見開きページを読むようにしようと思う。

 

厳密には、自分が活用しようとする調の特性について解説文を読み、転調を試みする際には転調後の調の特性に関する解説文を読むようにする。そうすれば、各調の特性に対する理解がより促進されるだろう。

 

シュタイナーの芸術理論の根底にはゲーテの思想があり、ゲーテは「対象的思惟」という言葉を用いて、対象を内在的に理解することの大切さを説いていた。この考え方に基づけば、各調を外面的に理解していくのではなく、その調の中に入り込むような形で内側からそれぞれの調の特性について理解を深めていきたいと思う。

 

外側からの分析的な視点も当然大切になるが、自らの思惟がそれぞれの調の中に入り込んでいるかのように自らの認識及び感覚を働かせていく。そうした意識を持ちながら、これからモーツァルトの曲に範を求める。

 

本日最後の作曲実践が済めば、教育哲学者のザカリー・スタイン博士の書籍“Social Justice and Educational Measurement (2017)”の続きを読み進めていく。本書は洞察の深さのみならず、アセスメントの歴史に関する情報量も多いため、読み進めるのに時間がかかるが、明日には一読目が終わるだろう。

 

本書の一読目を終えたら、少しばかりこの書籍を寝かせ、フローベルとシュタイナーの書籍に取り掛かろうと思っていたが、その前に成人発達と成人学習に関する書籍“Handbook of Adult Development and Learning (2006)”の再読を行いたいと思う。

 

過去の日記を読み返してみると、七ヶ月前に本書のいくつかの章の再読を行っていたようであるが、それをもって本書から再び離れてしまい、七ヶ月間ほど本書は、机の右隅の本の山の一番下に置かれていた。

 

今日偶然ながら本書を読み返す必要性を直感的に感じ、明日はスタイン博士の書籍を読み終えた後に本書に取り掛かりたい。明日も今日と同様に、充実した探究活動と創造活動に打ち込むことができるだろう。フローニンゲン:2018/10/15(月)19:51

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