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3255. ギリシャ正教の教会に関する夢


時刻は午前八時に近づいてきている。この時間帯になると、辺りはもう明るくなっている。

遠くの空に、赤紫色の朝焼けが広がっており、とても美しい。今日も穏やかな一日になりそうだと予感する。

ちょうど昨日は、繊月(せんげつ)と呼ばれる月が夜空に姿を現していた。それをぼんやりと眺めていると、月の精霊のささやきが聞こえてくるかのようだった。今日はどのような月が見えるだろうか。

先ほど、今朝方の夢について振り返っていると、あの夢にはさらに続きがあることを思い出し、その記憶がまだ残っていることに気づいた。次の夢の場面では、私は一人のサッカー監督と話をすることになっていた。

その監督は、どこかの女子サッカーチームの監督を務めており、その指導にはとても定評のある方だ。ちょうど私は、練習を見学させてもらえることになり、練習が行なわれているグラウンドに足を運んだ。

到着した時には、練習がほぼ終わりに近づいており、私はほんの数分だけ練習を見学することになった。練習が終わると、私は監督に挨拶に行った。

実は今回が初対面であるため、簡単に自己紹介をした。その時に私は、自分の職業を偽るつもりはなかったが、テレビ局で勤めていると述べた方がいいのかもしれないということが一瞬脳裏によぎり、「XXというテレビ局の報道を担当している」というところで一旦言葉が止まり、再度「XXというテレビ局の報道を担当している方たちのコンサルティングを行っている者です」と自己紹介をした。

とてもまどろっこしい自己紹介になってしまったため、監督も笑みを交えながらも一瞬戸惑った表情を見せていたので、キー局の友人からの紹介だと伝えた。するとその監督は、そうかそうかという表情を浮かべ、ここで立ち話をしていてもあれなので自分のオフィスでゆっくり話をしようと持ちかけてくれた。

練習が行われていたグラウンドからオフィスまでの距離がどれくらいあるのかわからなかったかが、私はとりあえず監督についていき、その途中でも色々と話をした。実はグラウンドと目と鼻の先に、ギリシャ正教の巨大な教会があり、その教会の上層部に監督のオフィスはあるとのことだった。

この教会は本当に巨大であり、それはもはや教会というよりも、テーマパークのような大きさであった。教会の入り口から中に入ると、ビルの中にある会議室のような場所があったり、ジャングルがあったりと、自分の目を疑うような場所が多々あった。

監督はそうした光景には当然慣れているようであり、颯爽と歩みを進めていく。その最中に、オフィス内の様々な人とすれ違い、そのたびに彼らはその監督に挨拶をしていた。

この監督はオフィス内でも有名人のようだ。その監督は男性なのだが、実は女性以上に小柄であり、線が極めて細い。紆余曲折した通路を小走りのようなペースで歩き、次々と見慣れぬ景色の中を歩いていくと、その先に階段があった。

階段の前に差し掛かった時に、一人の若い女性社員とすれ違い、すれ違いざまにその女性が、「相変わらず細いですね」と監督に述べていたことを覚えている。その階段を上った先には、巨大なケーブルカーがあり、それに乗って監督のオフィスがある階に向かっていくことになっていた。

そのケーブルカーからの景色は絶景であり、先ほどまでいた教会全体の作りと共に、周りの景色を眺めることができた。そこで監督が一言つぶやいた。

監督:「この建物はもともとはギリシャ正教のものだったんだけど、歴史のある時点でローマ教会のものになってしまったんだ」

:「それを聞いて、建物の中に入った時にどうもギリシャ正教の感じだけではない何かがあると思っていたことの意味が納得できました」

私がそのように述べると、ケーブルカーは速度を一気に上げ、ジェットコースターのような乗り物に乗っているかのような感覚があった。ケーブルカーが目的の階に到着したところで夢から覚めた。フローニンゲン:2018/10/12(金)08:15

No.1346: Inner Flames of Early Morning

I can feel inner flames in the early morning.

I’ll engage in my daily activities as usual. Groningen, 09:09, Thursday, 10/25/2018

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