この時期のボストンは、朝夕は冷えるが、日中はまだ寒いというほどではない。薄手のジャケットを羽織るだけで十分快適に過ごせるような気候である。
ホテルの自室から見える街路樹や、チャールズ川沿いに植えられている木々が紅葉を始めており、とても美しい。真っ黄色の街路樹が眼下に見える。
紅葉を眺めていると、秋の輝きを感じることができる。明日からはまたフローニンゲンでの生活が始まるが、私がいない間にフローニンゲンも随分と紅葉が進んでいるのではないかと思う。明日から一週間は天気が良いそうなので、どこかのタイミングでランニングに出かけたいと思う。
今日はこれから作曲実践をし、ホテルのチェックアウトの時間までは読書を行おうと思う。書籍への書き込みをこれまで以上に増やしていこうという考えが数日前に芽生えた。
より能動的な読書を進めていくために、書き込みをしながら読解を進めていくことは有益であろう。単に書物の字面を眺めているだけでは、自らの考えが深まっていくことは一切ない。
また、そうした読書では、結局知識の習得にもつながっていかないのだと思う。今日からの読書はより能動的に進めていきたいと思う。
今日は空港で過ごす時間も比較的長いため、空港及びフライトの間に、協働執筆中の書籍のレビューを進めていきたい。五章のうち、いよいよ第四章まで到達した。
三章と同様に、四章は山場の箇所であるため、レビューにも熱が入るだろう。レビューをする過程の中で、自分のコラムを入れた方が良いと思う箇所に適宜コラムを執筆していく。
アムステルダムに到着するまでに、レビューとコラムの執筆の双方を終えることができたらと思う。昨日もふと考えていたことだが、様々な領域の実務家の方たちと協働プロジェクトを進めている意義は、現実世界の課題に即した問いを与えてもらうことなのかもしれない。
実際にこの現実社会で問題として立ち現れている課題に直結した問いを投げかけていただき、そのおかげで自分の探究も進んでいるように思う。これは古典的にはプロジェクト学習と呼ばれるものかもしれないが、実際にこの社会の中で問題になっている事柄に取り組むことは、自分の探究を前に進めていく力になっている。
課題の解決に向けて協働することの意義を昨日は改めて実感していた。この点は、今後学術研究にどれだけ従事しようとも忘れてはいけないことだと思う。
これからもできる限り協働プロジェクトに従事していく姿勢を持ちたい。もし仮に来年に大学院に戻ることになれば、スケジュール的に厳しくなるかもしれないが、それでも少数のプロジェクトには従事していく。
協働プロジェクトには、課題を通じた深い学びがそこにあり、そこから新たな探究が常に開いていく。ボストン:2018/10/4(木)07:36
No.1335: Irregular Magic Spells of Withered Leaves
Seeing withered leaves falling down irregularly, I’m feeling that time is passing by.
I’ll start afternoon reading. Groningen, 15:07, Sunday, 10/21/2018