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3189.【ボストン旅行記】五年振りのボストンの第一印象(第一身体感覚)


ボストンに無事に到着し、今はホテルでくつろいでいる。アムステルダムからボストンに向かうフライトは予定よりも45分ほど遅れて出発をしたが、ボストンの空港に到着したのは予定よりも15分遅れて済んだ。

ボストンの空港に到着し、空港の外に出てみると、今日のボストンはとても暖かいことに気づいた。来ていたジャケットを脱ぎ、上に羽織るものは何もなくても十分であった。

その時の時刻は午後二時であったから、半袖で過ごしている人もいたぐらいである。今日のオランダも確かに気温は比較的暖かかったが、半袖で過ごせるような気温ではなかった。

ボストンの空港からはバスに乗り、サウスステーションまで行き、そこで電車に乗り換えた。五年振りにボストンの地に足を踏み入れた時、とても懐かしい感じがした。

何よりアメリカ自体も四年振りであったから、本当に懐かしい思いが込み上げてきた。アメリカは自分にとって第二の故郷のような国であり、四年振りに故郷に帰ってきたという感慨深いものがあった。

一方で米国は英語を母国語としているから当たり前かもしれないが、空港内での入国審査の時からすでに、この国の文化が英語で張り詰めていることを察知する強い身体感覚があった。この感覚はバスに乗っている間にさらに高まり、バス停を降りてホテルまで少しばかり歩いている時により一層高まった。

オランダに存在している言語空間とは違う密度がそこにあり、いかんせんアメリカを訪れたのは四年振りであったから、この言語密度の感覚を忘れていたようだった。

ホテルに到着し、荷物を降ろしてから私は散歩に出かけた。依然として、自分の身にまとわりつく身体感覚が消えず、それと向き合いながら散歩をしていた。

数ヶ月前にイギリスに訪れた時にも、英語が母国語である国の独特の言語空間から醸し出されるものを身体的に感じていたが、アメリカのそれとイギリスのそれは感覚的に随分と異なる。その違いについて言葉で説明するのは難しいが、身体を通じて得られる感覚が異なるとしか言いようがない。

四年前の自分は、四年間もこのような国で生活をしていたのだと思うと、当時の自分に対して労いの気持ちが生まれた。果たして今の私は、この国の言語密度に耐えられるだろうか、と少しばかり怖くなった。

今のところ私は、来年は再びアメリカの大学院に進学しようと思っている。さらには博士課程もアメリカの大学院に進むことになるかもしれない。

そうなると、これから六年や七年ほどアメリカで暮らすことになることを覚悟しておかなければならない。ボストンは文化的にも素晴らしい町であることは確かだが、欧州の様々な町を訪れ、何よりもオランダという諸々の意味で過ごしやすい国で生活をしてきた私にとって、米国で生活をすることは実はそれほど魅力的ではない。

米国にも素晴らしい町があることは確かだが、真に自分が安心して生活することのできる町があるかというと疑問に思い始めている。今日五年振りにボストンに来たばかりだが、滞在初日の印象はそのような内容であった。

明日以降、この印象はどのように変わるのだろうか。それとも変わらないのだろうか。ボストン:2018/9/27(木)20:02

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