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3188.【ボストン旅行記】ボストンに向かう機内での出会い


今私は、ボストンに向けての機内の中にいる。飛行機に乗ってからもう数時間ほどが経つだろうか。おそらく、今はちょうど半分のところまで飛行機が進んでいるように思う。

スキポール空港に到着した時に、フライトが30分ほど遅れることがわかった。そこから直前になってさらに10分ほどフライトが遅れた。結局飛行機が飛び立ったのは、当初の予定よりも45分ほど遅かった。

フライトの遅延があったが、それ以外は今のところ順調にきている。私の隣に座っている男性はとても気さくな方であり、これまで随分と話をした。機内で昼食を摂っている間中、ずっと話をしており、年齢は81歳とのことであるが、全くそのようには見えない。

とても若々しく、とても知的な印象を絶えず私に与える。引退してすでに20年ほど経つとのことであり、引退前までは建築士として様々な建物の設計に従事していたそうである。

引退後は、様々な国に旅行に出かけ、偶然にもフローニンゲンにオランダ人の知人がいるそうであり、そこに一週間ほど滞在していたそうだ。そのため、フローニンゲンに関する話で少しばかり盛り上がり、フローニンゲンの後に訪れたオーストリアに関する話でも思わぬ共通点があることに気づいた。

今から数年前に私がオーストリアのザルツブルグに訪れた際に、ザルツブルグ近郊の小さな町オーベンドルフに立ち寄った時のことを随分前の日記で取り上げたように思う。なんと偶然にも、その方もフローニンゲンの後に、オーベンドルフの自然の中でしばらく時間を過ごしていたようだ。

こうした旅行話に花が咲くと、お互いについてより詳しく話すことになった。私はこれからボストンに行き、ハーバード大学教育大学院を訪れ、そこで何人かの教授と面会することについて話をした。また、来年には四つ目の修士号を取得しに米国に戻る予定であり、その後は博士課程に進学することを考えていると伝えた。

するとその方も自身のバックグラウンドについてより詳しく話をしてくださり、アイビーリーグの一つであるブラウン大学を卒業後は、名門校のイェール大学で建築の修士号を取得したとのことである。その後は建築士として引退するまでずっと働いていたようだ。

幼少期はボーディングスクールに通っていたとのことであり、当時の時代において——おそらく今でもだろうが——、典型的な白人エリートである。そこから色々と興味深い話を聞かせてもらった。

イェール大学で在籍していた修士課程は、建築という特殊性からか、四年制のプログラムだったそうだ。私がハーバード大学に訪れるということを伝えると、両校のライバル関係について言及しないわけにはいかないというばかりにその話になった。

今この瞬間も、その方は私の横でタイム誌を読んでいる。時折、面白い記事があったら何かと私に話しかけてくる。

先ほどは、ちょうど先日CNNのニュースで見ていたある議員のスキャンダルに関して詳しく背景情報を解説してくださり、トランプ政権に関するあれこれに関する話もしてくれた。80歳を過ぎたとは思えないほどにとても知的に活動的であり、大いに感銘を受ける。

ボストン到着までまだ時間があるため、この先もまたその方と色々と話をすることになるだろう。フライト中に退屈することはなさそうだ。ボストンに向かう機内の中:2018/9/27(木)09:49(ボストン時間)

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