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3134. ソローとエマーソンが生きた場所へ

October 16, 2018

午前中に作曲実践をしていると、やはり自分は現象の中に潜むパターンを見つけることを好んでいることがわかった。曲というのはまさに自分の内側にある感性が生み出すパターンによって生み出されるという側面があるため、パターン認識を好む私が作曲実践に喜びを感じているというのもわかる気がする。

 

そもそも人間はパターンを好む生き物であり、無秩序の中にパターンを見出したり、はたまたパターンを構築することによって日々の生活を営んでいる。発達心理学の観点から言えば、ある領域内におけるパターンを認識する力は実践と共に高まっていく。

 

これは日々の作曲実践を振り返ってみると、非常に納得のいく事柄である。作曲以外でも、何かしらの学習項目について学んでいる最中に、その項目の中にパターンをひとたび掴むことができれば、理解が進むという現象をたびたび経験している。人間の持つパターン認識の力は非常に面白い。

 

今日は、極めて薄い雲が空に散りばめられており、太陽の光もどこか優しい。先日、空を何気なく眺めていると、幾筋かの飛行機雲を見つけた。

 

飛行機雲を眺めるたびに、いろいろなことを思い出したり、考えたりする。今から三年前に日本から欧州に出発する前に、成田空港で見た飛行機雲にはどこか特別な思いが込められていた。

 

そうした思い出のみならず、飛行機雲を見ていると、新たな挑戦に向けての意思や静かな希望を見出すことがある。先日もまさに、そのような経験をしていた。

 

ちょうど今日から10日後の午前中に、アムステルダムからボストンに向けて飛び立つ。アムステルダム空港で見る飛行機雲に思いを馳せる。

 

そこでもまた私は何かを感じ、何かを考えるのだろう。そしてその体験が、一つの新たな記憶を作り出すにちがいない。そのようなことをふと思う。

 

先ほど少しばかり、ボストン滞在中に訪れたい場所について調べていた。ソローが生活をしていた森から程近いところに、ソローの師であり、かつ友人でもあったエマーソンの博物館があることを知った。

 

そこは実際にエマーソンが住んでいた場所であり、今は博物館として一般に公開されている。ソローが生活をしていた場所、そしてエマーソン博物館の双方には是非とも訪れようと思う。

 

エマーソン博物館は本当に小さく、もしかしたら入場料は現金でしか支払えない可能性があるため、ユーロをドルに変えておく必要があるかもしれない。先日の北欧旅行では現金を一切使う必要がなく、全ての美術館でカードで支払いをすることができたが、エマーソン博物館ではどうかわからない。

 

この博物館は必ずガイドが付いてくれるようであり、事前に訪問日時を連絡することが推奨されているため、その連絡に合わせてクレジットカード払いができるかも確認しておきたい。今回のボストン旅行を経て、エマーソンとソローがより近い存在になるだろう。

 

彼らが生きていた場所に行き、同じ空気を吸うことがいかに大切なことか。そこには彼らの書物を通じてだけでは得られない貴重なものが存在している。

 

人はそうしたものとの出会いを通じて真に学んでいくのだろう。フローニンゲン:2018/9/17(月)13:21 

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