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3124. TOEFL試験を終えて


先ほど無事にTOEFL試験を終えた。今はフローニンゲンに戻る列車の中にいる。

今日は雲が多いが、それでも太陽が常に顔を出しており、陽気な秋の土曜日を形作っている。列車の車窓から見えた湾の上には無数のヨットが浮かんでいた。今日は比較的気温が高く、こうした日にヨットの上で過ごすのは爽快だろうと思った。

今回TOEFL試験を受験した会場の環境はやはり申し分なかった。先月GREを受けた時と同じ二人の女性が試験を切り盛りしてくれた。

インストラクションがクリアであり、諸々の手続きがどれもスムーズであり、私たち受験者は何一つストレスを感じることなく試験を受けることができた。試験会場に少しばかり早く到着して近くのベンチで時間を潰していると、一人の男性が声をかけてきた。

最初私はその男性をオランダ人だと思い込んでいたが、聞いてみるとトルコ人とのことであった。また偶然にも彼と私は同い年であることがわかり、試験前に少しばかり話に花が咲いた。

何やら彼は二つ目の修士号を取得しにイギリスに留学しに行くらしい。トルコで学士号を取得し、アイントホーフェンで工学の修士号を取得し、そこから現在に至るまで六年ほど建設関係の仕事をしているらしい。

イギリスへは「コンストラクションマネジメント」を学びに行くそうだ。話を聞いてみると、すでにイギリスの大学院に入学することが決まっており、念のためTOEFLスコアを大学に提出するとのことである。

彼が以前TOEFLを受けたのはもう13年前であり、当時はまだペーパーベースの頃だったそうだ。そうしたこともあり、コンピューターベースの試験は今回が初めてとのことである。

そのような会話を行った後、私たちは試験会場に向かった。今回の受験者は合計で11人であり、人数は多すぎず、ちょうど良い人数であったように思う。

今朝は計画通り六時に起床し、そこからシャワーを浴びて、早速最後の詰めを行った。スピーキングセクションの問題を一セット解き、リスニングの問題群をいくつか1.5倍速で聞きながら、耳を慣らしていった。それでも時間が余っていたので、スピーキングセクションの設問1と2の対策を再度念入りに行った。

試験を終えてみての感想は、今回の受験が過去最高点を取れたかどうかは不明である。リーディングの最初のセクションに予想以上に時間を使ってしまい、時間を使った割には数問ほど悩む問題があった。

リーディングセクションで満点近い点を取る際には、たいてい悩む問題はほとんどなく、ケアレスミスによって一、二問不正解になっているぐらいの状態だった。今回はいくつか悩む問題が発生してしまったため、リーディングのセクションでどれだけ点が取れているのか定かではない。

リスニングに関しては、昨日と今朝に1.5倍速で問題を数多く聞くことを行っていたため、読み上げられる問題文が速いと感じることは一切なかった。ただし、リスニングに関しても少しばかり判断に悩む問題があったため、このセクションについてもどれだけ点が取れているかは蓋を開けてみなければわからない。

そして休憩後に待っていたスピーキングについては、設問1と2の対策を十分に行っていたため、出だしはとても良かった。それ以降の設問についても完璧ではないが、必要な情報はなんとか盛り込めたように思う。

最後のライティングに関しては、二つの設問共に納得のいく解答ができたように思う。今回の試験結果が過去最高のものであればそれはそれで嬉しいが、こればかりは蓋を開けてみなければ本当にわからない。

幸いにも、昨年受験したTOEFLの試験結果は、今回芸術教育の修士プログラムを応募する中で最も高いTOEFLの成績を要求しているハーバード大学教育大学院の要求スコア(104点)を超えているため、今回の試験結果を用いなくても、昨年のスコアを用いることもできる。

今回の試験結果がどのようなものであっても、今回のTOEFL試験を最後とする。これから自宅に戻って再び探究活動と創造活動に明け暮れることができることをとても楽しみにしている。フローニンゲンに向かう列車の中:2018/9/15(土)14:44

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