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3109. 日記と核心:TOEFLリスニング対策


毎日毎日、日記を書き綴りながら日々の歩みを少しずつ前に進めているつもりでいるが、果たしてそれはどれほど進んでいるのかが少々気になった。人間が自己を深めるということの大変さ、そしてその速度の緩さに改めて直面している。

だが、日々の歩みがいかに遅くても、昨日と今日の自分の立ち位置を絶えず確認することが自分にとってとても大切な実践になっている。自分が今日、昨日の地点からいかなる歩みをどれほど行ったのか。

どこに障害物があり、その障害物につまづいた要因や、それを乗り越えることができた要因は何だったのか。本日止めた歩みの先に待つ、明日の歩みはどのようなものなのか。そのようなことばかりを日記に書き留めているように思う。

昨日、今日、明日という三つの時間だけではなく、それこそ遠い過去や遥か先の未来についても書き留めることがある。もはやここまでくると、なぜ自分がこれほどまでに日記を書いているのかわからなくなってくるが、それでいいのだと思う。自分にとって本当に大切なことは理由を超えるのだから。

「日記を書く意義について説明せよ」という記述式の問題が出題されれば、いくらでも回答を書くことができるだろう。しかしそこで記述された項目のどれもは、確かに重要なものでありながらも、核心を掴むには至らないように思う。

核心は知的理解の範疇を超えており、知的理解を極地まで推し進めた末に生まれる直感や身体感覚によって把握されるようなものなのだと思う。これからも、いついかなる場所で何をしていても日記を書き綴っていくだろう。

なぜなら、日記を書くことは自己の核心に触れる事柄だからだ。今はそのようなことしか言えない。

今日もTOEFL対策を計画通りに行った。スピーキングについてはかなり良い仕上がりになってきているように思う。ここからさらに形式慣れをして本番を迎えれば、納得のいくスコアが取れるように思えてくる。今日もこれから少しばかりスピーキング対策を行いたい。

リスニングに関しては、やはりまだケアレスミスが出てしまうような状態だ。とにかくレクチャーをいかに集中して聞くかに焦点を当てながら、そもそもリスニングの問題の大きな構造を再度把握しておきたいと思う。

とても基本的なことだが、どの問題文にも必ずメイントピックがあり、そのトピックに関するサブトピックが続いていく。こうした大きな構造を絶えず頭の中に置きながらリスニングの問題文を聞くことによって、まずは大きな流れを見失わないようにすることが大事だ。

その他には、リスニングの問題のパターンはいくつかに分けられ、それらのパターンごとに聞かれることはおおよそ決まっていることを理解しておくことも大事だろう。これから試験に向けては、リスニングの問題文の構造や問題のパターンといった大枠を再度意識した対策を行っていきたい。

また、兎にも角にもリスニングのレクチャーに集中することが重要であり、そのためには、レクチャーの内容に最大限関心を持つようにし、あたかもそれをクラスの中で聞いているかのように質問を考えながら能動的に聞くようにする。

レクチャーの大きな構造を頭に置き、レクチャーの内容に関心を持ち、次の内容を予想したり、質問を考えながら聞くようにすると能動的なリスニングになるだろう。明日からは試験当日まで毎日、三つの問題群、つまり17問を一セットにして対策を進めていく。

これは本番で出題される一セットと同じ問題数である。その一セットをできるだけ集中して聞く訓練を明日から行っていく。明日からの対策は量より質を優先させることになるだろう。フローニンゲン:2018/9/11(火)20:15

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