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3107. ニュージーランドの砂浜から


時刻は午後七時半を迎えた。ここ最近は夕食後のこの時間に日記を必ず書いているように思う。結局今日は午後に雨が降らず、天気予報が裏切られた形となった。

今改めて天気予報を確認すると、これから明日の午後にかけて雨が降るようだ。今日の昼食前に、行きつけのインドネシア料理店に向かっている最中に、通りの街路樹が随分と紅葉していることに驚いた。

自分の自宅の街路樹以上に葉が黄色になっているものを多数見かけた。季節が本格的に秋に突入しているようだ。

就寝まであと数時間となったところでふと、今朝方の夢について思い出した。早朝に一つの夢について日記を書き留めていたのだが、もう一つ夢を見ていたことを改めて思い出した。

夢の中で私は、日差しの強い砂浜にいた。どうやら季節は夏のようであり、気温は高かった。しかし湿度が低いためか、それほど嫌な暑さではなく、むしろ心地良さを感じさせるような暖かさであった。

砂浜をしばらく歩くと木陰を見つけ、そこで一休みすることにした。みるとその木陰は長く遠くの方まで続いており、多くの人たちがそこで休んでいた。そこに数人の日本人の姿を見かけた。

偶然彼らの目の前を通りかかった時、どうやら私たちは知り合いのようであり、一人の人が私に声をかけた。それほど深い仲ではないのだが、どこかで顔合わせをしたことがあるぐらいの関係性であり、その人たちの名前を私は知らなかった。

どうやら彼らはこの土地に移り住んで長いらしい。そこで再び眩しい太陽の光を感じた。太陽の方を見上げると、一人の男性が口を開いた。

男性A:「ニュージーランドの太陽は美しいでしょう?」

:「ええ、そうですね。この土地固有の輝きがありますね」

女性A:「私たちもこの土地の太陽の輝きに惹かれてここに移り住むことにしたんです」

その男性が口を開いて初めて、私はこの場所がニュージーランドだと知った。だが確かに、そこがニュージランドであるような雰囲気はどことなく感じていた。

彼らはニュージランドの気候に惹かれてこの土地に移り住むことにしたようだ。ハンモックに腰掛けていた女性が言葉を発したとき、ニュージーランドをとても気に入っている様子すぐにわかった。

私は木陰から太陽の方を仰ぎ見て、砂浜に吹き抜ける爽やかな風をしばらく感じていた。そのような夢を今朝方見ていた。

時刻はもう夜にもかかわらず、今朝方の夢について思い出すことができたことに少しばかり驚かされる。私はニュージーランドに一度も訪れたことはないのだが、夢の世界のニュージーランドは確かに常夏のリゾート地のようだった。

しかし、夢の中の男女が述べていたのとは違う感覚を夢の中の私は持っていた。太陽の輝きは美しかったのだが、それがどこか人工的なものに思えたのである。

実はそのようなことを夢の中で感じていたことを改めて思い出す。夢が通った跡が自分の内側にまだ強く残っているような感覚がする。今夜はどのような夢を見るだろうか。フローニンゲン:2018/9/11(火)19:43

No.1308: A Morning Cold Wind

When I opened the window of my study in the early morning, a cold wind came into the room.

So cold days will come soon that I cannot open the window. Groningen, 07:55, Thursday, 10/11/2018

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