
今日は午前中に作曲実践のみならず、TOEFL対策を行っていく。GRE試験に向けた対策も、そのプロセスを大いに楽しんでいたが、TOEFLに向けた学習も、そのプロセスが楽しいものになりつつある。
特にリスニングセクションの問題を解いていると、普段あまり触れることのない学問分野の話を聞くことができ、純粋に新たな知的発見がある。特に生物学や天文学といった分野は、自分にとってあまり馴染みがなく、これまでは試験中にそうした問題が出ると、少しばかり身構えてしまうことがあったが、今は逆に、そうした分野の話題を聞くことが楽しみになりつつある。
こうした意識の転換が徐々に起こっているためか、リスニングの問題文を関心を持って聞くことができつつあることは望ましいように思う。TOEFLのリスニングの講義形式の問題文は比較的長く、それを集中して最初から最後まで聞くためには、もちろんメモを取るということは非常に効果的だが、何にも増して、その問題文に関心を持っているかどうかが重要だろう。
問題文の内容に純粋に関心を示すことができれば、話の次が知りたくなり、展開されていく話の中から積極的に情報を引き出そうとする意識が生まれる。これによって、随分と把握できる情報の質と量が変化するのではないかと思う。
実際にそうした意識が強ければ強いほど、間違える問題数は減ることがわかった。昨日、リスニングの模擬試験を一セット解いたところ、間違える問題を限りなく抑えることができたのもそのためだろう。
とはいえ、まだ最初から最後まで完全に問題文に集中できていないこともあるため、そうしたことが数問の間違えを誘発しているようだ。リスニングの問題文を聞いている時にはより関心を持ち、さらにはメモを取る工夫をさらにしていこうと思う。
そして、ケアレスミスのパターンをより明確にし、仮に完全に聞き逃した箇所が問題で問われた時には、話の要点から考えて選択肢を絞り、勘で回答する際の正解率を少しでも高めていく。そのようなことを意識して今日も問題を一セットほど解きたいと思う。
リスニングの対策に加え、今日もまたスピーキングセクションの対策を行っていく。今回改めてスピーキングセクションの評価ポイントを確認してみたところ、これまでの自分は随分と評価ポイントを無視した形で問題に解答していたのだということに気づかされた。
特に、できるだけ細かな具体例を盛り込み、話を膨らませていくというポイントがこれまでの自分には欠落していたようだ。どうしてもいくつもの観点や要素を話の中に盛り込もうとする意識がこれまであり、それが逆に一つ一つの観点や要素の説明を不十分なものにしてしまっていたようだ。
今日はスピーキングセクションの設問5と6にまずは焦点を当てて対策を行い、その後、模擬試験の問題を一セットほど解きたいと思う。明日からも、六つの問題群のうち、二つの問題の対策を念入りに行い、それに加えて模擬試験を一セットほど解くということを行っていこうと思う。
ちょうど来週の今日に本番があるが、ここから一週間十分な対策をし、本番で納得のいく結果が出せるようにしたい。フローニンゲン:2018/9/8(土)09:00