いよいよ今日からフローニンゲンでの生活が新たに始まった。旅先のホテルがどれほど素晴らしくても、自宅というのはやはり最も落ち着ける場所だということが改めてわかる。
昨夜は十時前に就寝したが、今朝の起床はそれほど早くなく、七時前だった。特にこれから数日間は旅で得られたものを咀嚼するために十分な睡眠を取ることになるかもしれない。
今日からフローニンゲンでの生活を再び始めるにあたって、生活のリズムはゆっくりとすることを心がける。旅の余韻がまだ残っている今において、諸々の事柄を焦って進めてはならない。
今日はまず、作曲実践から一日の活動を開始しようと思う。昨日は移動の間はずっと過去の日記を編集しており、結局作曲をすることができなかった。一日ほど作曲実践から離れてしまった格好だ。
作曲もすでに毎日の習慣になっていたため、一日作曲をしないというのは、ある日の日記を書かないのと同じぐらいに違和感がある。ここからも、自分にとって作曲実践が生活の不可欠な一部になっていることを知る。
今日はまず、バッハの四声のコラールに範を求めて一曲作る。一曲作ることができたら、昨日までの北欧旅行で購入した書籍や画集、さらには博物館や美術館のパンフレットを眺めることをしたい。
旅の間はそれらを眺めることがあまりできなかったため、旅を終えた今からゆっくりとそれらを眺め、北欧旅行の振り返りをゆっくりと行う。それらの文献及び資料に目を通したら、再び作曲実践をする。
今度はハイドンに範を求め、午後からはシベリウスに範を求める。シベリウスのピアノ曲を参考にするようになったのは、もちろんフィンランドに訪れたおかげであり、二つのシベリウス博物館に足を運んだおかげである。
今回の旅は、シベリウスとの出会いをもたらしてくれ、自分の音楽世界を広げることにつながったことを本当に嬉しく思う。シベリウスの生涯及び一連の作品に対しては、ゆっくりと理解を深めていく。
幸いにもアイノラの博物館でシベリウスに関する書籍を十分購入し、トゥルクの博物館ではドキュメンタリーDVDも購入した。そうした資料を用いながら、徐々にシベリウスの音楽世界の中に入っていく。そうしたことを行うことが、自分の音楽世界及び日常を深めてくれることにつながるはずだ。
もう一つ今日から行うこととして、TOEFL対策がある。これは旅の最中の日記にも書き留めていたように、学習プロセスをとても楽しみにしている。
リスニングにおいてはメモの技術を改めてここで鍛錬し直し、スピーキングに関してはTOEFLで求められることに忠実になって学習を進める。TOEFLの文脈で求められるスピーキングの技術を磨くことは、これまで自分の盲点になっていたスピーキングの側面を鍛錬してくれるだろう。
こうした試験は頻繁に受けるものではないため、一つ一つの試験を大切にし、試験対策から得られるものを全て身につけていくような心構えを持つようにする。午後からリスニングとスピーキングに関する対策動画を視聴し、リスニングについては数問ほど実際の問題を解き、スピーキングについては最初の二問について対策を行おうと思う。
明日から来週の土曜日まで毎日対策を行っていく。学習プロセス自体を楽しむことを常に忘れないようにする。TOEFL対策が楽しいと思えるのは今回が初めてかもしれない。フローニンゲン:2018/9/4(火)07:53
No.1297: Dancing Inner Symbols
I often perceive a numerous number of symbols to be dancing in my inner world.
I just keep a journal and compose music to express a part of the symbols. Groningen, 16:38, Monday, 10/8/2018