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3013. 権威に対する健全な批判精神を養う教育


ちょうど今、GRE試験に向けた単語学習に一区切りがついた。これから休憩がてら、過去に作った曲を編集し、バッハのコラールに範を求めて一曲作ろうと思う。

昨夜ふと、シュタイナー教育における権威との向き合い方に関する教育の重要性について考えていた。シュタイナー教育では、思春期を迎えたあたりで権威との向き合い方に関する教育がなされることを知った。

それは明示的になされるというよりも、シュタイナーの教育思想をもとにして暗示的になされるようなものだと思う。つまり、権威である教師がわざわざ権威との向き合い方をレクチャーするようなものでは決してなく、ただし、教師は子どもたちが権威とどのように付き合っていったら良いのかを身を持って学ぶ手助けをしていく。

そのような教育実践がシュタイナー教育ではなされているようだ。これはとても重要なことなのではないかと考えていた。

日本だけではないだろうが、我が国においては権威的なものにすぐに取り込まれてしまう人が多すぎるのではないかと思う。権威に対してあまりに従順過ぎる傾向が依然として強く見られる。

先日の日記で書き留めていたように、TPPの問題に関してもまさにそうだろう。健全な批判精神を持って権威を疑い、自ら情報を集めて自ら思考していく。そうした基本的な事柄が教育されておらず、権威を盲目的に信じる傾向があるのは危険ではないだろうか。

そのようなことを考えていると、根本的に権威を疑う批判精神が涵養されないまま成人を迎えてしまったことに大きな問題があるように思えてくる。権威と初めて対峙するのはまさに思春期の頃であり、その時期にいかに権威と向き合っていくのかを身を持って学んでいくことが必要になるだろう。

権威と単純にぶつかるわけでもなく、権威に従順になるわけでもなく、権威と健全に付き合っていく方法を心身を通して学んでいく必要があるのではないだろうか。そうでなければ、現代の多くの大人のように、いつまでも権威に従い続け、自らの知性を涵養できないままになるだろう。

シュタイナー教育に関する書籍を読めば読むほど、そして身近にいるシュタイナー教育を受けてきた友人の話を聞けば聞くほどに、様々な観点からシュタイナー教育を探究していきたいと思うようになっている。権威に関するテーマもそうであるし、評価に関するテーマもそうである。

そしてその他に重要なものとして、芸術性と霊性の涵養に関するテーマもある。これまで学んできたことが徐々につながっていきながら、さらに新たなことを学んでいく必要があることを実感している。

これまでの学びを総合していく歩みと、新たな学びへ向けた歩みの双方が、今確かに進んでいるのを感じる。フローニンゲン:2018/8/21(火)08:47 

No.1250: An Autumn Leap

Since I was born in autumn, I assume that this season will bring a leap to me.

I may experience a developmental leap this autumn. Groningen, 16:55, Friday, 9/21/2018

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