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2964. 輝く土曜日の朝より


今朝はいつもより遅く七時半に起床した。昨夜の就寝時間は十時であったから、随分と睡眠を取っていたことがわかる。

心身を大いにくつろがせ、何かからの回復を図る必要があったのかもしれない。就寝前から降り続けていた雨はもうすっかり止んでいる。

目覚めと共に広がっていたのは青空だった。窓に付着する雨滴に太陽の光が当たり、雨滴を通して外側の世界が普段よりも一層輝いて見える。

昨日はとても肌寒い一日だったが、今日も同じような一日になりそうだ。最高気温は19度、最低気温は10度とのことである。

八月もまだ二週目が終ろとするか否かの時にこうした気候であることに驚く。フローニンゲンの八月を経験するのは今回が三回目だが、過去二回の八月の気温をもう忘れてしまっているかのようだ。

今日は先日に注文したシュタイナー教育に関する書籍が何冊か届く予定だ。届き次第すぐにそれらを読み始めたいと思う。

芸術教育と霊性教育に関する探究心を抑圧することはできない。確かに今日もその他にやることがあるが、それらとの折り合いをつけながら、シュタイナー教育に関する書籍を読み始めたい。

ここからまた新たな探究が始まる。それは多分に実存的であり、同時に実践的なものになるだろう。

教育に本格的に関わっていこうという思いが少しずつ自分の内側に芽生えている。子供の教育、成人の教育の双方にこれから関与していく。今はまだその準備の段階だ。

いや、準備を始めた段階だと言った方がいいだろう。フローニンゲンでの三年目の生活の始まりに、新たな探究生活が始まったことを嬉しく思う。

欧州で三年間過ごすことになった意味はまさにこの探究を始めるためにあったのだろう。一日一日を大切にしながら、今日も自分にできることを前に進めていく。

今日はこれから過去に作った曲の編集を行う。ここ最近は毎日三曲ほど作っているため、毎日二曲編集していたのでは未編集の曲が溜まる一方だが、今はそれは仕方ない。

GRE試験が落ち着き、秋になったら一日に三曲ほど編集していきたいと思う。まずはいつものように曲を聴き、それによって喚起される感覚をデッサンする。ここ最近、これが思わぬ意義を持っていることに気づく。

曲を様々な感覚を通して捉えようとし、それを実際にデッサンとして形にすることで、形になったものを眺めると大きな自己発見がもたらされることがある。また、デッサンを眺めても依然として未知のものもあるなど、内側から生まれたデッサンを見てさらなる探究の余地が多分に残されていることを知ることができる。

デッサンが完了次第、早朝の作曲実践に入る。いつもと同じように、バッハの二声のコラールに範を求める。ただしここでは、日本の伝統楽器を組み合わせる形で曲を作る。これはここ最近始めた実験的な試みであり、いろいろと学びになっている。

作曲実践がひと段落したら、GRE試験の対策に向けた学習をしたいと思う。今日は単語集の五周目の残りの半分を確認し、読解セクションにおいて過去に間違えた問題を復習することとライティングセクションの対策を行いたい。フローニンゲン:2018/8/11(土)08:11

No.1219: An Autumn Walk

It is beautifully fine today, and it is ideal weather for a walk.

Birds are singing a song, which encourages me to go for a walk. Groningen, 15:40, Thursday, 9/13/2018

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

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