雨雲が消え去り、今は再び快晴の空となった。白い鳥が空を優雅に飛んでいく。
先ほどまでは通り雨が降っていた。そして美しく輝く虹のアーチが姿を現した。先ほど見た虹についてまた思いを馳せている。
それにしても今日は本当に肌寒い。八月の初旬だとは思えないほどだ。天気予報を確認すると、今日からは軒並み20度前半の気候になる。
午前九時を迎えようとしている今の気温は15度であり、このくらいの気温の時には窓は開けていられないのだと知る。体感としてどのくらいの温度を寒く感じるのかを覚えておこうと思う。この分だと今月末から訪れる北欧旅行の際は随分と肌寒そうだ。
先ほど早朝の作曲実践を終えた。このところ早朝にはバッハの二声のコラールに範を求めて曲を作っているが、数日前からそれをピアノ曲として作るだけではなく、一つ日本の伝統楽器を織り交ぜて曲の形にしている。
これまでは尺八を取り入れることが多かったが、今日は試しに琴を使ってみた。日本の伝統楽器と西洋の楽器であるピアノが織りなす音の組み合わせに耳を傾けていると不思議な気持ちになってくる。
人生の長い間を日本で過ごし、欧米での生活は七年目を迎えた。自分の内側の中で和的なものと西洋的なものが少しずつ調和をなしてきているのかもしれない。
今はそうした感覚をただ曲として形にしているだけだ。オーケストレーションの知識を一切持たない私には、今日作った曲について自分で評価することもできない。
ただ響きとして、作ったその曲が自分の内側の何かと共鳴していることは確かだ。仮にオーケストレーションの学習が、内側の感覚を日本の伝統楽器とピアノを組み合わせてより良く表現することにつながるのであればそれを学びたい。
もしそうでないならば、それを学ぶ必要はない。昼食の前後には久しぶりにサティの曲を参考にしようと思う。
今日はこれからGRE試験に向けた学習を行う。今日は模擬試験の問題を新しく解くことをせず、過去に解いた問題の復習を行う。
ただし、数学のセクションについては気晴らしに新たに1セットほど模擬試験の問題を解くことを許容してもいいだろう。基本的には、読解セクションの復習とライティングセクションの対策を進めていく。
これからまず行うのは、手持ちの単語集の五周目を始めることだ。今回は五周目であるから、そろそろ単語学習も佳境に入ってきている。
今回からは、赤鉛筆で印を付けた未習得の単語を紙で伏せ、この段階で覚えているのかを確認していくことを行う。仮に覚えていなければ、今度は緑色の印を付けてく。
今日中に五周目を終えることができれば理想だが、あまり無理をせず、今日と明日に分けてもいいだろう。単語の習得過程を楽しみながら、英語空間における今後の探究生活につながるような単語学習を今日も行っていく。フローニンゲン:2018/8/10(金)09:12
No.1217: Tranquility and Blissfulness
There are no winds, and I can see a few birds playing on a tree.
The atmosphere is tranquil and blissful. Groningen, 07:57, Thursday, 9/13/2018