今日は早朝から涼しい気温が続いている。早朝は涼しいというよりも寒いぐらいであった。
窓を開けていると寒くなってきたので、午前中のしばらくは窓を閉めていた。今は再び窓を開け、爽やかな空気を部屋に取り入れながら書斎で過ごしている。
今日は夏とは思えないほどの涼しさである。明日と明後日は再び夏らしさを感じさせてくれるようだが、今週末からは今日と同じような気温の日々が続くらしい。
夏雲がゆるやかに大空を行進している。ゆっくりとだが着実に進行していく雲の様子をぼんやりと眺める。
今朝方、過去に作った曲を聴いていると、自然神秘主義的な自分の傾向が相まってか、森の神様について思いを馳せ、そうした存在が自分の近くにいるような気がした。
私は本当に自然との深いつながりを感じ、自然から絶えず何かを享受しているような感覚がする。森の神様について思いを馳せていると、昨年の夏に訪れたノルウェーの森の光景が瞼に蘇ってきた。
それは今でも忘れることができない。今年も北欧を訪れる予定であり、それはもしかすると私が森の神様に呼ばれているからかもしれない。今年の夏も自然豊かな北欧に行き、そこでまた何かときっと出会うだろう。
先ほど、GREの読解セクションの問題を1セットほど解いた。今日も昨日と同じような出来であり、良くも悪くも点数が安定している。昨日と今日のスコアの合計点から換算すると、159か160点に換算されるようだ。
読解のセクションで170点中160点に到達すれば御の字であり、それが今回の目標点であるため、今日の結果に対して悲観的になる必要はない。むしろ、昨日から試験に向けて感覚を慣らし始めたばかりであるから、現段階で目標点付近を獲得していることは喜ぶべきことかもしれない。
もちろん、本番の結果と模擬試験の結果は異なるものであるが、これまでの経験上、模擬試験の結果はほぼ本番の結果と酷似している。GREの試験を作っているETSが提供する模擬試験を解いているのだからそれはそうかもしれない。
これまで頭を悩まされ続けていたGREの読解セクションに関して、目標点が現実的なものになってきたことを嬉しく思う。
今日解いた問題の答え合せをしている時に、また新たな重要な点に気付いた。GREの読解セクションには正解率が30%を下回るような難問があり、それを非ネイティブの自分が懸命になって正解しようとしてはならない。それは速やかに捨てる覚悟が必要だ。
一方で、正解率が60%を超える問題については必ず正解する必要がある。捨てる問題の見極めをすることが鍵になってくる。
ここで気づいたのは、捨てる問題がやってくると、いつも同じことをしている自分がいるということである。それは問題文を三回以上読み直すことだ。
難問の類は文意を正確に把握するのが難しい構造になっており、文章を何度も読み返して文意を正確に理解しようとすると、他の問題に解答する時間がなくなってしまう。その結果として、本来正解するべき正答率が60%を超える問題に落ち着いて取り組むことができなくなってしまう。
この悪循環を断ち切るためには、二読してもすぐに文意の掴めないものは難問の類だと割り切り、その問題に正解すれば運が良かったと思う程度にとどめ、ほぼ捨てる覚悟でそうした問題をさらりと通り過ぎていくのが賢明だ。この点については、明日以降に模擬試験の問題を解く際に特に意識したいと思う。
どのような試験でもそうだが、基本的に満点を取るようなつもりで試験に臨んではならない。それもGREのように、英語がネイティブで英語圏で学士号を取得している者を対象にした試験であればなおさらさだ。
難問を捨て、その代わりに正解率が高い問題を落とすことなく正解していけば、160点を超えることも不可能ではない。フローニンゲン:2018/8/5(日)12:11