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2936. 奉仕のための読書と部分と全体としての作品

September 13, 2018

今日は読書と作曲実践に多くの時間を充てるような土曜日であった。本日読書をしながら考えていたのは、書物を読むことそのものも実は自分に課せられた一つの重要な仕事なのではないか、ということだった。

 

もちろん、基本的に全ての読書は自らの知的関心に赴くままに進められているが、どうも最近は、そうした読書を自らの知的好奇心を満たすためだけに行っているとは思えないのだ。それはどこか、何かに奉仕するために行っている行為に思えてくる。

 

読書によって自己を深め、それによってこの社会により深く関与することが可能になるという点において、読書の持つ意味は私にとって大きい。以前からの変化としては、今は読むことよりも書くことや作ることをより重視している。

 

だが、読むことに関しても、それがこの世界に対する奉仕につながるのであれば、今後も一つの大切な仕事として継続させていく必要がある、という考えを持つに至った。仮にこれからより一層文章を書くことと曲を作ることに専心し始めたとしても、読書をすることは一つの大切な仕事として継続させていきたい。

 

今日は夕方に、イギリスの書店から、先日注文していたハイドンのピアノソナタの楽譜の上巻が届いた。下巻についてはすでに昨日届いていたので、これを持ってハイドンの全てのピアノソナタに関する楽譜が手に入ったことになる。

 

先ほどパラパラと上巻を眺めてみた。とても学びの多そうな楽譜であるということが一目瞭然であった。

 

午後に一度、ピアノソナタではなく他のピアノ作品に範を求めて曲を作ったが、近々ハイドンのピアノソナタにも積極的に範を求めていこうと思う。日々作る一つ一つの曲は、一生涯を通じて生み出す一つの巨大な曲の大切な部分になる。

 

一つの曲はそれとしては完結しているが、実はそれが他の曲と有機的なつながりがあることに疑いはない。一つの創造物は他の創造物と深いつながりがあり、それらは独立していながらも互いに影響を与え合っているのである。

 

今日はこれからバッハの四声のコラールに範を求めて一曲作る。それもまた、一つの小さな曲であることは確かだが、全体から見ればそれは一つのかけがえのない部分だと言える。

 

一つ一つの作品は、生涯にわたって生み出される一つの巨大な曲の大切な部分であるということ。一つ一つの曲が固有の生命を持っており、それが相互に影響を与え合う形で一つの巨大な生命を生み出していくということ。それを忘れないように今日のこれからの作曲に従事したいと思う。フローニンゲン:2018/8/4(土)17:53

 

No.1205: After the Morning Sun

 

The sky becomes covered with clouds at this moment, although I could see the morning sun half an hour ago.

 

I’ll engage in my life work also today to let it go forward at a slow pace. Groningen, 09:12, Monday, 9/10/2018

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