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2932. 静かな土曜日の朝とハイドン

September 13, 2018

今朝は普段よりも少しばかり早めに起床し、六時から一日の活動を開始した。目覚めた時にはまだ朝日が昇っておらず、フローニンゲンの日の出も少しずつ遅くなっていることに気づいた。

 

また昨夜は、就寝時の午後10時になると、辺りが随分と暗くなっていることに気づいた。日の入りの時間がだいぶ早まったようだ。気付かぬ間に時間が流れ、フローニンゲンは着実に秋に向かいつつあるようだ。

 

今朝起床して驚いたのは、今日が土曜日であるということだった。長い夏期休暇に入ってからというものの、曜日の感覚がどんどん無くなっていく。それこそ毎日が土曜日であると言われても全くおかしくないし、毎日が月曜日であると言われてもおかしくはない。

 

平日週末にかかわらず、私が毎日取り組むことは同じだ。今日も読みに読み、書きに書き、作りに作る一日となるだろう。それはありふれた一日であると言えばそうだが、今日という一日がどれだけ貴重であることか。

 

早朝の静かな世界の中、どこからともなく小鳥の鳴き声が聞こえて来る。数羽の鳥たちが澄んだ青空を優雅に飛んでいる。

 

今日の最高気温は26度、最低気温は15度であるから過ごしやすい一日になるだろう。今日は早朝からハイドンのピアノソナタを聴いている。

 

ちょうど昨日、注文しておいたハイドンの二冊の楽譜が届いた。一冊はイギリスから、もう一冊はアメリカから送られてきた。

 

届けられた楽譜の封を切り、中身を早速取り出してみた。もちろん新品の書籍にも魅力はあるが、私は誰かがかつて読んだ中古の書物を好む傾向にある。

 

中古の書物の良さは、そこに他人の書き込みが時折なされていることである。これを嫌う人もいるかもしれないが、私はむしろそれを好む。

 

というのも、大抵書き込まれている内容は、自分が到底思いつかないようなことであり、新たな視点をもたらしてくれることが多いからだ。また、時折書き込まれている図や記号に関しても、自分では生み出せないようなイメージや図がそこに描かれている場合があり、それを眺めるのは面白い。中古の書籍の良さはそうしたところにある。

 

ハイドンの曲にも範を求めようと思ったのは、先日見たドキュメンタリーDVDの影響によるところが大きいだろう。以前からハイドンは気になる作曲家ではあったが、範を求めるまでには至っていなかった。

 

昨夜はモーツァルトに関するドキュメンタリー作品を鑑賞しており、その中でもハイドンに関する言及があった。ハイドンのピアノ曲にどこか惹かれるものがあるのは前々から気づいていたが、それはもしかすると、そこに自然を感じさせてくれる何かがあるからかもしれない、と昨夜思った。

 

モーツァルトは基本的に華やかな街の中心で生活を営みながら曲を作っていた。一方、ハイドンは宮廷に仕えながらも、生活の拠点は自然がそばにあるような場所であったという。

 

ハイドンのピアノ曲から感じられる独特の優しさや落ち着きのようなものは、ハイドン自身が自然を愛し、また自然の近くでそうした曲が作られたからなのかもしれない。

 

今日は届いた楽譜のうち、ピアノソナタの方ではなく、ピアノ小作品に範を求めて一曲作りたいと思う。今日も自分の内側には静かなエネルギーが流れており、それは静かに自分を創作に駆り立てている。フローニンゲン:2018/8/4(土)06:34 

 

No.1201: River of Oblivion

 

Our daily life might be lead in a river of oblivion. 

 

A new day that makes us forget and recollect something came today, too. Groningen, 08:38, Sunday, 9/9/2018

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