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2922. 今朝の始まり


今朝は目覚めと同時に、赤く輝く朝日を拝むことができた。幾分黄色を帯びた赤く輝く太陽にしばらくの間見とれていた。

今日も一日が静かに始まったことを知る。今朝は昨日に引き続き平穏な雰囲気を醸し出している。

空にはほとんど雲がなく、スカイブルーの空が広がっている。いつもとは少し異なる小鳥の鳴き声がする。もしかしたら同じ種類の鳥なのかもしれないが、今日は鳴き方が違うことに気づく。

今、書斎の窓に近づき、辺りを確認してみたところ、その鳴き声を発しているらしき鳥の影を見た。だが、肝心の全容を確認することができず、それがいつもの小鳥なのかはわからなかった。いずれにせよ、今日も落ち着きのある清澄な一日が始まったことは確かだ。

時刻は午前七時に近づきつつある。起床直後に毎朝の日課であるヨガをしていると、今朝方の夢について思い出した。

夢の中で私は、逆立ちの訓練をしていた。とても広い部屋の壁際で逆立ちの練習を延々と行っていた。なかなか両腕でバランスをとることが難しく、重心が左右のどちらかに偏ってしまい、必ずどちらかの方向に身体が崩れてしまうことが続いた。

再度逆立ちをしようと思うと、自分が手をつけていた地面の箇所に他人の髪の毛が落ちていることに気づいた。男性の短い髪の毛もあれば、女性の長い髪の毛もある。

どうやら彼らもここで逆立ちの練習をし、その際に髪の毛が落ちたのだと気づいた。髪の毛を避けながらもう一度地面に両手をつけ、壁際で再度逆立ちを行った。

ついにうまく逆立ちができた時、視線の先を見ると、そこには大きな窓があり、その向こうに夕日に染まる美しい景色を眺めることができた。それはまるで万華鏡のように変化する景色であり、夕日の色が瞬間瞬間に変化していた。

赤紫の夕日に染まる景色の時もあれば、青紫の夕日に染まる景色の時もあった。私は逆立ちをしたままで、それらの景色に見入っていた。

本当に美しい夕焼け空と夕日に染まる美しい景色がそこにあった。その景色に見入っていると、夢の場面が静かに変わった。

次の夢の場面では、日本の歴史に関するペーパー試験と英語のスピーキングの試験を受けていた。日本の歴史に関する試験では、最初の数問が日本の歴史と絡めて朝鮮半島の歴史に関するものだった。

この試験は幾分不可思議であり、というのも、手元に解答用紙だけではなく、問題の解答解説集もあり、試験の最中はそれを机の上に置きながらもそれを見ないようにして解答していく必要があった。だが、試験の問題すらも解答解説集の中にあるのだからどうしても解答が目に入ってしまう。

私は正しい解答を知りながらも、現在の自分の理解度に正直になりながら解答をしていく必要があった。実際に私は、解答が見えてしまった問題に対して、仮に自分がその答えを知っていなければ、空欄にするかあえて間違っている答えを書くようにしていた。

そのように歴史の問題に全て解答すると、今度は英語のスピーキングの試験に移った。ここでも読み上げられる英語のトランスクリプトが解答解説集の中に記載されており、それを見ないようにして問題に解答していく必要があった。

途中、問題として読み上げられる英語が聞き取りにくいことがあった。音量があまりにも小さすぎたり、急に騒音が聞こえてきたりすることによって、問題で読み上げられる英語が聞き取りにくいことがあったのである。

そのため、私は読み上げられる英語を何回か聞き直した。本来は一回しか聞くことができないはずなのだが、イヤホン付きの手元の再生機を使えば何回でも英語を聞くことができた。

試験結果がどのようなものであったかわからないまま夢から覚めた。夢から目覚めた瞬間は、あまり良い目覚めの感覚がなかった。

ただし、真っ赤に染まる朝日を見たとき、自分の内側で目覚めを促す何かが芽生えていた。今朝の始まりはそのような形だった。フローニンゲン:2018/8/2(木)07:16

No.1192: Floating Feathers

It started to drizzle in the afternoon.

Even though the weather is not fine, I have a feeling as if some feathers were floating in the air. Groningen, 16:21, Thursday, 9/6/2018

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