オッテローで迎える朝。今朝は五時半に起床し、少し体を動かしてから一日の活動を開始した。
ホテルが快適であるためか、ぐっすり眠ることができた。一方で、幾つか印象に残る夢を見ていた。
夢の中で私は、小・中学校時代の友人たちと屋外で行う大掛かりなゲームを楽しんでいた。それは宝探しのようなゲームであり、同時に何か小さなミッションをこなしていくようなゲームであった。
私ともう一人の友人はゲームに参加するのではなく、皆がゲームを安全に行っているのか、そして不正を働いていないかを監視するような役割を担っていた。男女合わせて20名ほどの他の友人たちは、懸命にゲームを前に進めるために野を駆け巡っている。
私ともう一人の友人は車に乗りながら彼らの様子を眺めている。すると突然大粒の雨が降り出した。
ゲームの参加者は雨でずぶ濡れになりながらもなお懸命にゲームを進めている。私の目には、彼らはゲームに夢中になるあまり、この大雨をなんとも思っていないように映った。
車に乗っている友人と私はもちろん雨に濡れることはなく、引き続き監視を続けていた。雨が降る中で私は、なぜか車に備え付けられていたホースを使って、窓を開けて車内にいながらにして道をホースの水で綺麗にしていた。
そのホースからはかなり勢いの強い水が出る。それを使って汚れた道路を綺麗にしながらゆっくりと車で徘徊していた。車をゆっくりと走らせていると、管理棟のような場所を見つけた。
友人と私はそこに立ち寄り、少し休憩を取ることにした。そこには少し年上の綺麗な知り合いの女性がいた。
彼女に挨拶をし、そこでゆっくりしていると、ゲームに従事していたであろう女性の旧友が管理棟に入ってきた。彼女は知り合いの女性に向かって何か交渉をしている。旧友の口調から少し怒っていることがわかった。
旧友の女性:「すいませんが、冷蔵庫に置いておいたご飯を返していただきます」
知り合いの女性:「えっ、そう。わかったわ」
旧友の女性は冷蔵庫からご飯を取り出し、近くにあった電子レンジでそれを温め始めた。
知り合いの女性:「今?今からそれを食べるの?」
知り合いの女性が幾分呆れた表情を浮かべながらそのように述べた。どうやら旧友の女性は知り合いの女性のためにご飯を作って渡していたようなのだが、何か彼女の癇に触ることがあったらしく、ご飯を返してもらうことになったようだ。
電子レンジに入れられたご飯が温め終わるところで夢の場面が変わった。その後も断片的に印象に残る夢を見ていた。
目覚めてみると、朝の五時半だった。起床直後、ホテルの自室から外を眺めると、まだ薄暗かった。それを見ると、季節がゆっくりと秋に向かっていることを知る。
確かに昨日は猛暑であり、今日もそのような気温になるようだが、季節は確実に秋に向かっている。デ・ホーヘ・フェルウェ国立公園近くのこのホテルの周りは本当に静かだ。朝のこの時間帯はなおさら静寂さが辺りを包んでいる。
今日はこれから少しばかり過去の日記を編集し、その後に作曲実践を行ってからホテルのレストランで昼食を摂りたい。九時半過ぎにホテルを出発し、国立公園の西門で入園料を支払う。
公園の入り口に置かれている大量の無料自転車を一台借り、それを使ってクレラー・ミュラー美術館に向かう。今日も昨日と同様に気温が上がるらしいが、サイクリング中に浴びる風は爽やかであろう。
今日は美術館で午後までゆっくりし、その後少しばかり国立公園内をサイクリングしたいと思う。美術館での芸術鑑賞と国立公園の自然を堪能する贅沢な一日になりそうだ。オッテロー:2018/7/27(金)06:11
No.1170: From Sacred Ainola
I visited Ainola today, which is a sacred place for people how love Sibelius.
Nature around Ainola was so beautiful, and the museum——the former home of Jean Sibelius and his family——gave me tremendous inspirations.
Visiting Ainola is one of the best experiences during this trip. Helsinki, 19:30, Friday, 8/31/2018