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2857. 今後の生活地について


起床直後に目を開けてみると、真っ赤に輝く朝日の姿が飛び込んできた。燦々と輝く朝日を寝室の窓からしばらく眺め、私は書斎に向かった。

六時の起床から六時半の一日の活動の開始までいつもと同じルーティーンを行った。天気予報を確認すると、今日も晴れとのことであり、気温は昨日よりも涼しい。昨日は幾分暑かったから、今日のような程よい涼しさを持つ気温は有り難い。

昨日から少しずつGRE試験用の単語を覚え始めた。試験自体は来月末にあり、今から一ヶ月後にある。

オランダではGRE試験を受けられる会場が少なく、アムステルダムに二箇所あるぐらいだ。試験開始の時間は九時であり、フローニンゲンから会場までの移動時間を考えると、試験の前日に前泊する方が賢明だと思われたため、先日ホテルを予約した。

アムステルダムの試験会場がある辺りはこれまで訪れたことがないため、試験の前日は散歩をし、その辺りの雰囲気がどのようなものかを感じ取りたい。四年振りにGRE試験を受けようと思ったのは、この四年間における学術的な英語力の伸びを確認するためと、実は米国のある大学院に芸術教育と教育哲学の双方を学ぶことのできる興味深い修士課程があることを見つけ、そこに応募するためでもある。

この一年間は学術機関から離れて探究活動をしていくが、来年はまた大学機関に所属することになるかもしれない。だが、以前から繰り返し述べているように、大学に雇われるようなことは基本的には望んでおらず、学術機関に所属しながら窮屈な形で自分の探究活動を進めていくことは望んでいない。

今はまだその大学院に受け入れられるかもわからないが、仮に受け入れられたとしてもそこで一年を過ごした後は再び学術機関から離れることになる可能性が高い。ただし、芸術教育と教育哲学の探究を進めていく土台を確立する上で、その大学院のプログラムは自分にとって望ましいものに思えた。今はその可能性についてだけ言及しておく。

昨日、オランダに在住のライターの方から取材を受けさせていただいたときに、オランダや欧州の他の国のビザ事情に関する雑談を少しばかりした。オランダは日本との協定があるため、観光や短期の滞在であれば日本人の場合ビザはいらない。

ただし、長期間オランダに居住するためには居住許可証が必要である。しかし、その方の話によると、日本人であれば随分とその許可証が得やすいとのことであった。

話を伺いながら、今度オランダに戻ってくることあればフリーランスビザを取得する形でオランダに長期間住むことを考えたい。五年ほど連続してオランダの地で生活をすれば永住権がもらえるそうであり、今はその取得も視野に入れている。

昨夜も就寝前にぼんやりと今後の生活地について考えていた。このところそれについて考えることが多くなっているような気がする。

仮に米国の大学院に所属することになったら、一年間の修士課程を終えた後はOPTを活用するなりしてもう一年ほどその地に残りたい。だが、その後に米国にまだ残っていたいと思うのか、他の国で生活を営みたいと思うのかはその時になってみないとわからない。

今のところ、オランダやスイス、あるいは北欧諸国も生活の候補地に挙がっている。欧州での三年目の生活は自分の時間を多く持つことができるので、その間に、世界のどのような国で生活をするのが自分のこれからの探究活動と創造活動に望ましいのかをゆっくりと考えたいと思う。自らの生活地についてゆっくりと考える時間を持てることに感謝をしなければならない。フローニンゲン:2018/7/18(水)06:48

No.1138: Swaying Leaves of Street Trees

Leaves of street trees are swaying.

How peaceful today is. Groningen, 10:09, Wednesday, 8/22/2018

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