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2793. 暗算・リーガ・長岡京


今日は五時半に起床した。六時を回ったあたりからゆっくりと一日の活動を始める。

昨日と同様に、今朝も空が曇っている。天気予報を確認するとこれから少しずつ雲が晴れていくようだ。

今日の最高気温は19度とのことであり、昼食後に散髪に出かける時は少しばかり肌寒い気温となりそうなので、今日は長袖を着て外出する。

フローニンゲン大学での二年目のプログラムを終えて二日目の朝を迎えた。今朝方の夢について少しばかり思い出す。

夢の中で私は、実際に通っていた高校の教室の中にいた。そこには当時の級友たちがいて、その時間はちょうど数学の時間だった。

私は教室の右列の一番後ろに座っていて、幾分上の空で授業を聞いていた。授業も終わりに差し掛かった時に、突然先生が私を指名し、黒板に書かれている問題を解いてくれと述べた。

その数学の先生はとても優しそうな年配の男性教師である。私を指名した時も笑顔であった。

指名を受けた私は黒板を一瞥し、黒板上で問題を解くまでもなく回答を述べた。

:「答えは-3ですね」

数学教師:「どうやって解いたんだ?」

:「暗算です」

数学教師:「黒板上でその計算プロセスを教えてくれ」

先生は私が暗算で問題を解いたことに驚いた表情を見せていた。そこでまた笑顔で私に黒板上でその計算プロセスを教えて欲しいと述べてきた。

私は席から腰を上げ、黒板の方に向かっていった。白いチョークを握った瞬間に、自分の暗算がどうやら間違いであったことがわかった。

実際に黒板上で計算をし始めてみると、その間違いは明らかだった。私は黒板上で再度計算をした上で先ほどの回答が間違いであったことを述べて訂正をした。

そこで夢の場面が静かに変わった。次の夢の場面では、小中学時代の女性友達の何人かと地図を眺めていた。

それは世界地図であり、日本の地理も詳しく載っている。一人の友人が地図を指差して何か説明を始めた。そして、私に質問をしてきた。

その質問内容は、地図上のこの長い一本の道は直線かどうかというものだった。私はその質問に対し、「地図上は若干の曲線を描いているが、実際にその道を歩いている時は直線のように感じられる」と述べた。

つまり、実際の道を歩いている時の体感上は直線であり、地図上でその道を眺めると曲線のように感じられるということを説明した。すると今度は別の友人が一言名の知れぬ都市の名前をつぶやいた。

女性友達B:「私、リーガに行きたい」

:「リーガ?」

女性友達B:「うん、ラトビア共和国の首都の」

私は「リーガ」という都市名を聞いた時、最初は全くピンとこなかったが、彼女がラトビア共和国の首都だと述べた時にその都市について思い出した。以前中国人の友人がラトビア共和国を含めたバルト三国の素晴らしさを私に力説してくれたことがあり、その時にリーガの名前を一度聞いたことがあった。

彼女にリーガの魅力を訪ねようとしたところで、今度は日本でお世話になっていた知人の方がその場に現れて、「長岡京」の素晴らしさについて説明を始めた。長岡京についても名前を聞いたことがあるが、それがどこに存在しているのかわからなかった。

その知人の方は説明を続け、長岡京の雅な街並みと、特に温泉が素晴らしいと述べていた。結局長岡京がどこにあるかわからないまま夢から覚めた。

目覚めてから長岡京について調べてみると、それは日本史上、平城京から平安京に都が移される間に日本の都として機能していた場所だと知った。都として機能していたのは784年から794年のわずか10年ほどである。

長岡京についてもう少し調べてみると、その10年の間に暗い歴史があったらしいことがわかった。夢の中で出てきた知人は確かに私が知っている人物のはずだったのだが、どうもその人物の身元が怪しくなってきた。

もしかすると、実際に長岡京で生きていた人物、もしくはその生まれ変わりなのではないかという考えがよぎる。なんとも言えない感覚を残す夢から今日をスタートさせた。フローニンゲン:2018/7/6(金)06:53 

No.1119: Yellow Passion

There is a throng of clouds in the sky, and it makes me feel coldness.

However, I can feel yellow passion arising inside myself. Groningen, 12:14, Sunday, 8/12/2018

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