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2788. 論文提出から一夜が明けて


フローニンゲン大学での二年目のプログラムを終えた翌日の今日。今朝は六時半に起床し、七時から一日の活動を開始した。

昨夜は論文の最終レビューを念入りに行っていたため、いつもの就寝時間よりも30分ほど遅く就寝した。レビューを終え、私は二人の論文審査官に論文を提出した。

その時にフローニンゲン大学での二年目のプログラムを無事に終えたことに対する大きな安堵感と静かな歓喜が溢れ出してきた。こうした安堵感と歓喜を味わったのは久しぶりのような気がする。

おそらく昨年にフローニンゲン大学での一年目のプログラムを終えた時にも似たようなものを感じていたのだろうが、昨年のそれとはまた少し違うような気がしている。今回の気持ちは、既存の探究に区切りをつけることと全く新しい探究に乗り出していくことからもたらされる特殊な感情だったように思う。

論文の提出を終え、本日から新たな門出となる。この日をどれだけ待っただろうか。

探究したいと強く望む事柄だけを探究し、納得のいくまで創造活動に打ち込む生活。そうした生活こそ人間を人間たらしめることにつながり、生の深い充実感を味わわせてくれることにつながるのだろう。

こうした生活が真に実現されていなかったこれまでの生活と自分のあり方がおかしかったのであり、これから始まる生活がおかしなわけでは決してないのだ。ようやく真に正常な生活が始まる。

望む探究と創造に望むだけ従事するという当たり前の生活をこれから毎日送っていく。もう以前の生活には決して戻るまいと思う。今日から全てを新たにして日々を過ごしていく。

欧州での三年目の生活が始まるまでにあと一ヶ月ほどある。今日からは本当にこれまでとは異なるほどに、静寂の中に激情を抱えながら一日一日を過ごしていく。そうした日々を過ごすことでしか辿り着けない場所に向かって歩いていく。

昨夜は二年目のプログラムを終了したことによる興奮を鎮めながら眠りについた。ここ数日間は夢を見ていたとしてもその印象はとても薄く、夢について何ら書き留めることができなかった。

今朝方の夢の印象も全体としては薄いものであるが、断片的に覚えていることがある。夢の中で私はある著名なピアニストの見舞いに行っていた。

そこは病院というよりも、何か一軒家のような、あるいは一つの城のような場所であり、その一室にそのピアニストはベッドの上で眠っていた。その側に彼女の母親が付き添っていた。

私はまず彼女の母親に挨拶をした。横たわっているピアニストの容態について彼女の母親に伺った。しばらく安静にしておく必要があるとのことである。

ベッドの上で静かに眠っているピアニストの顔はとても白く見えた。病気がもたらす青白さとは別の白さがあったように感じた。

しばらくすると、そのピアニストの婚約者が部屋にやってきた。母親はベッドの上の彼女を起こそうとするが、彼女は一向に目覚める気配はない。

母親は何回か彼女を起こそうとしたが、彼女が目覚めることはなかった。彼女の婚約者を含め、私たち三人はしばらく話をしていた。するとある時突然そのピアニストが目を覚ました。

静かに目を開け、辺りを見渡すよりも先に彼女の婚約者と私の方を見た。その瞬間に彼女は微笑んでいた。

しかし、彼女は一言も言葉を発しないままに、また眠りに向かっていこうとしていた。そこで私は目を覚ました。

この夢についても様々な示唆が含まれているように思う。今それらの示唆についてはわからないものが多いが、夢の中の登場人物が眠りに向かうのとは対照的に自分が目を覚ましたことは興味深い。ここにも対極性という現象が見られる。

夢から覚めてしばらく経っても、ベッドの上で眠りについていたピアニストの穏やかなあの表情を忘れることができない。フローニンゲン:2018/7/5(木)07:35 

No.1114: A Running Tiny Dog

It is very chilly today, though it is still early August. I closed the window.

I’ve recently wondered about whether my beloved dog at my parent’s house is fine. Groningen, 07:41, Friday, 8/10/2018

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