夕方の五時前にフローニンゲンの空港に到着した。空港に降り立ってみると、とても肌寒く、天気予報の通り、ロンドンの気候と随分異なることを体感した。
今日に限って言えば、ロンドンとの最高気温の差は10度ほどあった。明日のフローニンゲンも随分と気温が低いようだ。
フローニンゲン空港に到着し、そこからはバスで自宅まで向かった。バスに乗っている最中に、何とも言えない安堵感があった。これは旅に出かけて戻ってきた際にいつも思うことである。
フローニンゲンの街に戻ってきた時の安堵感。この街がどれほど自分をくつろがせてくれることかを改めて知る。
旅から帰ってくるとこうした安堵感に包まれるのと同時に、どのような旅でも帰ってくる際は必ず少しばかりの疲労感がある。このような疲労感を覚えると、次の旅に出かけるのはしばらくよしておこうと思ったりするのだが、気づかない間に次の旅に向けた期待感が高まっている自分がいる。
旅はもしかしたら阿片的な何かを内包しているのかもしれない。それが人を旅に惹きつけ、人は次の旅に出かけていくのかもしれない。
今、五日振りに自宅の書斎の窓から自宅の目の前の風景を眺めている。薄い雲が空を覆っており、今日は風も少しばかりある。時刻は午後の九時半を迎えたが、まだ日は沈んでいない。
旅の最中は毎日かなりの時間歩いていたからか、全身の筋肉が鍛えられたように思う。歩くことは身体を鍛える上で実はとても効果的なのかもしれないと改めて思う。
明日からまた外に出かけることは少ない日が続くと思うので、自宅で行える運動をこれまで以上に増やしていこうと思う。とりわけ早朝と午後にヨガを行うことを欠かさないようにする。
時間としては長くなくてよく、それぞれの時間帯に15分ほど行えば十分だろう。特に早朝には自分の体温を上げることを意識してヨガに取り組みたい。
欧州での三年目の生活が一ヶ月後から本格的に始まるが、とにかく身体の健康には気をつけたいと思う。精神を鍛えるよりもまず最初に身体を鍛えなければならない。
就寝前に身体を少しほぐし、明日の朝からまたヨガの実践を行う形で一日を最善の形でスタートさせたいと思う。ロンドンの旅を終えて、自分の内側にまた静かにみなぎってくるものを感じる。
明日がやってくることをとても楽しみにしている。フローニンゲン:2018/6/25(月)21:38
No.1106: Gods in a Forest
Probably because of my propensity for nature mysticism, I was thinking about gods in a forest and feeling as if they were close to me.
I cannot forget the view of forests in Norway which I visited last summer. I plan to go to Northern Europe this summer too.
I may be beckoned by Gods in a forest there. Groningen, 08:39, Sunday, 8/5/2018