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2741. 【ロンドン滞在記】芸術と音楽に溢れる日々


ロンドン滞在の三日目の朝を迎えてから数時間が経った。時刻は午前八時を回り、ロンドンの街はこれから少しずつ動き出していくだろう。

大都市ロンドンもこの時間帯は静かで落ち着いている。昨日に引き続き、今日も晴天に恵まれ、気温も実に爽やかだ。

今日はこれからナショナル・ギャラリーに足を運んで名画を楽しみたいと思う。宿泊先のホテルからナショナル・ギャラリーまでは歩いて30分ほどだ。

ナショナル・ギャラリーまで歩いて行くことは早朝の良い運動になるだろう。こうした運動に加えて今日も美術品を見て回ることになるため、昼はナショナル・ギャラリーのレストランを利用してもいいかもしれない。

ナショナル・ギャラリーをゆっくりと堪能した後に、ウェストミンスター寺院を訪れたいと思う。当初は滞在最終日にそこへ足を運ぶ予定だったが、やはり最終日の夕方にはホテルの自室でワールドカップの日本の第二戦を応援したいと思う。

最終日はホテルからすぐ近くにあるディケンズ博物館を訪れ、夕方の試合開始までは大英図書館にいたいと思う。

今日はウェストミンスター寺院を訪れた後に時間があればカフェに立ち寄って、そこで作曲実践をしたい。昨日はテレマンに範を求めるだけにとどまり、結局バッハの曲を参考にすることができなかった。

今日は、先日に王立音楽院で購入したバッハの楽譜を持参して、立ち寄った先のカフェで作曲実践を行いたいと思う。とにかく日々少しずつでいいので作曲実践を行う。

本当はマルクスが大英図書館に毎日通って経済学の探究に打ち込んだように、私も毎日どこか図書館にでも通って作曲実践に打ち込みたいという思いがある。これまではずっと自宅の書斎で探究活動や作曲実践を行っていたが、それらを真に自分の仕事として取り組み始める時期に差し掛かれば、一旦書斎から離れ、どこか図書館などの集中できる場所で自分の仕事に取り組むのも良いかもしれないと思う。

先日に王立音楽院で購入した楽譜の中で、エマニュエル・シャブリエ(1841-1894)の楽曲が収められたものが一つある。私はそれまでシャブリエという作曲家を知らなかったが、彼はフォーレと親交が厚く、作曲は独学であったという史実を知った。

特に39歳までは官僚としての仕事に従事しており、39歳で退職をしてから作曲家としての活動を本格的に始めたことに私は強い関心を持った。またシャブリエがピアノ曲を数多く作っていることにも親近感のようなものを覚えた。

ロンドン滞在中には、シャブリエの楽譜を参考にしながら曲を作ることはしないだろうが、購入した楽譜を眺めることによって、彼の音楽世界を視覚的に捉えることをしたいと思う。ロンドン滞在の三日目も、芸術と音楽に溢れた一日となる。ロンドン:2018/6/22(金)08:25

No.1096: Embrace of Tenderness

I feel that every day is embraced by full of tenderness.

Each day peacefully passes by, and it starts with serenity. Groningen, 09:54, Tuesday, 7/31/2018

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

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