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2730. 【ロンドン滞在記】膨大な量の短歌を作るように

July 29, 2018

フローニンゲン空港に向けて自宅を出発するまであと一時間ほどになった。旅の移動の最中に過去の日記を編集できるように今から少し下準備をしておきたい。先ほどゴミ出しを済ませ、あとは出発を待つだけとなった。

 

起床した時間が早かったため、朝一番に作曲に取り組むことができるかと思ったが、旅に向けた最後の準備もあり、結局集中することのできるまとまった時間を確保することは難しかった。そのため、今日はロンドンのホテルに到着してから夜に作曲をすることにした。

 

ここ最近は短い旅行に出かけるときにはバルトークの『ミクロコスモス』の楽譜を持参して、宿泊先のホテルで作曲実践を行っていた。今回の旅でもこの楽譜を持って行こうと思っていたのだが、今回はゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767)の楽譜を持っていくことにした。

 

テレマンはバッハとも親交があったドイツの作曲家であり、当時においてはバッハよりもテレマンの音楽に対する評価の方が高かった、ということを先日に知った。テレマンの楽譜を購入してからしばらく経つが、これまでまだ一度もテレマンの曲に範を求めて曲を作ったことがなかった。

 

バルトークの『ミクロコスモス』よりも薄い楽譜であり、旅に持参するのに便利だったこともあって、今回はテレマンの楽譜を持っていくことにした。今日から数日間は宿泊先のホテルでじっくりとテレマンの楽譜に向き合いたいと思う。

 

昨日は二つほど曲を作っていた。昨日も改めて、短い曲を作っていくことを継続させていこうと思った。最初から長い曲を作ろうとしていてはあまり上手くいかないように思える。

 

とにかく最初は作る喜びの中で、一曲を完成させ、完成させる喜びを感じながら実践に励むのが最良かと思う。私の場合は特にそうだ。

 

短い曲を作る過程の中に充実感があり、仮に曲が極度に短かったとしても、それが完成した時には完成の充実感がある。膨大な実践をしかも絶え間なく継続させていくためには、こうした喜びと充実感が不可欠であるように思う。

 

そうしたことからも、引き続き短い曲を作り続けていく。仮に今後一生長い曲を書くことがなくてもそれでいいと思っている。

 

その代わりに、短い曲の中に表現したいと思うことを全て具現化させるだけの技術を得たい。長編小説を書くのではなく、とにかく短編小説を膨大な量にわたって執筆していくようなイメージで作曲実践に従事する。

 

長歌を作るというよりも短歌を大量に作っていくイメージで作曲を行っていく。そのようなことを考えていると、ロンドンへの出発時間が迫ってきた。

 

そろそろスーツケースを閉め、出発に向けた最終準備をしたい。空は晴れ渡り、気温も涼しく、今日は絶好の旅日和だ。フローニンゲン:2018/6/20(水)06:53

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