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2725. ロンドン旅行前日の早朝


今朝は五時に起床し、五時半を迎える前あたりから一日の活動を開始させた。書斎の机の前に座った瞬間に、窓を叩く音がした。

音のする方を見ると、一羽の小鳥が窓の近くにやって来ていたようだった。その小鳥はその場であまり休むことはなく、再びどこかに飛び立っていった。

フローニンゲンはここ最近曇りの日が多い。今日もどうやら曇りとなり、午前中には少々雨が降るようだ。

明日からロンドンに旅行に行くが、旅行の期間もフローニンゲンの街はあまり晴れの日は多くなく、最高気温が15度の日が何日か続く肌寒い日々となるようだ。明日からのロンドン旅行に向けて、今日は夜に荷造りをしようと思う。

今回は五泊六日の旅行となるが、先月末の三泊四日のアムステルダム旅行とそれほど荷物の量は変わらないだろう。持参する書籍は一冊だけにする。

まだ何を持っていくか決めていないため、今日の夜にでも一冊持っていく書籍を何にするかを決めたい。以前の中欧旅行の時もそうであったが、こうした小旅行の際にはバルトークの『ミクロコスモス』の楽譜を持っていくことが習慣になっている。今回もこの楽譜を持参し、旅の合間に作曲を行っていきたいと思う。

明日は午前八時過ぎに自宅を出発し、近くのバス停からバスに乗ってフローニンゲンの空港に向かう。フライトの時刻は11時に近いものであり、ロンドンの空港に到着するのは時差の都合上同時刻となる。フライトの時間は一時間ほどであり、ロンドンとフローニンゲンの時差は一時間ほどであるから行きに関してはそのような計算になる。

明日、ロンドンの空港に到着し、スムーズに市内に到着することができたら、まずはホテルのチェックインを済ませるか、早ければ荷物だけ預けて市内観光に出かけたい。初日に関しては、近所にあるディケンズ博物館かヘンデル博物館のどちらかに訪れたいと思う。

次の日以降に関してはまだスケジュールが確定していないため、どの日にどこへ足を運ぶのかを今日の夕食後に決定したいと思う。ロンドン市内をゆっくりと回るのは今回が初めてだ。

三年前にケンブリッジ大学を訪れた際に、ロンドン市内の駅で一度下車したが、その時は市内を観光することをしなかった。今回初めて自分の目で見るロンドンはどのように映るだろうか。

ロンドンの街から私は何を感じ、何を学ぶだろうか。旅への期待感が徐々に高まっていく。

そんな旅を明日に控えた今日は、午前中にまずは作曲実践を行い、その後に過去の日記を編集し、そして作曲理論の解説書を読んでいく。今日は、ウォルター・ピストンの“Counterpoint (1947)”の二読目に取り掛かりたい。フーガの技法を習得する上でも、美しいハーモニーを生み出すためにも対位法の知識と技術は不可欠になる。

そのため、ピストンの本書は非常に大切な役割を果たす。以前読んだ時はほとんどその内容を理解することができなかったが、三ヶ月前に初めて本書を読んだ時と比較して、対位法に関する自分の理解がどれほど進んでいるのかを確認することもまた楽しみだ。

読書はそこから知識を得るためだけにあるのではなく、自己の存在位置を確認する役割も持っており、同時に今の位置からその先の位置に自己を進めてくれる役割を果たす。今日の読書も自己を深めることにつながっていくだろう。フローニンゲン:2018/6/19(火)06:00  

No.1082: Benignity

Today is Monday, and a new week started.

I realize that I will take a step forward to deepen my life. Groningen, 09:26, Monday, 7/23/2018

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