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2679. 今朝方の夢


新鮮な空気を入れるために起床直後から窓を開けていたが、肌寒く感じ始めたので先ほど窓を閉めた。今日の気温はそれぐらいに涼しい。

うっすらとした雲が空を覆っており、その隙間からごくわずか晴れ間が見える。今日は午後三時から、街の中心部のルター教会でバッハのアンサンブルコンサートがある。その頃にはもう少し気温が上がっていることを願う。

この肌寒さを考えると、今日は長袖で外出した方がいいだろう。もし仮に太陽が顔を覗かせて、日差しが照り始めれば半袖でもいいのかもしれないが、今のところ長袖で外出することが賢明のようだ。

先ほど音楽理論に関する書籍を随分と読み進めた。この分だと今日中に読み終えることができるだろう。

コンサートの待ち時間にも読もうと思っているので、忘れずに本書を持参したい。コンサートが終わってから街の中心部で買い物をして、ゆっくりと散歩をしながら自宅に戻ってこようと思う。

今日はこれから過去の日記を少しばかり編集することと合わせて、作曲実践を行いたい。その前に少しばかり今朝方の夢について思い出していた。

夢の中で私は、小中学校時代の旧友たちと共に旅行に出かけていた。それはどこか当時の修学旅行を思わせる。というのも、同じ学年の友人たちが何人もその場にいて、さらには引率として当時の先生方もその場にいたからだ。

どうやら旅行先は日本国内のようであり、海の見える旅館が立ち並ぶ場所にいた。私は何人かの友人たちと共に、城下町のような古風でありながらも落ち着いた雰囲気を持つ街中を歩いていた。

道の両脇には、いつの時代に建てられたのかもわからない木材建築の家や藁でできた家などが立ち並んでいた。そうした歴史を感じさせる家々の間には土産屋が所狭しと並んでいた。

私たちは趣のある古びた家々を眺めたり、土産屋に並んでいる品々を眺めながら歩いていた。幾分か散歩をした頃だろうか、そろそろ帰る時間となってきたことに私は気付いた。

この城下町へは船でやってきたため、帰りも船に乗る必要がある。気がつけば帰りの船の時間が迫ってきていた。そのため、私たちは船着場に向かった。

すると、私たち生徒が一緒になって帰る船はあと二時間後に出発する予定になっていた。早めの夕食を摂り終えたらちょうど良いような時間帯である18:50に船が出発することになっていた。

先ほど歩いてきた城下町のどこかの店で早めの夕食を摂ろうと私は考えていたのだが、友人の一人が今すぐにでも帰りたいと述べ始めた。すでにこの町を十分に見たとのことであり、一刻も早く船に乗りたいという彼の思いが伝わってきた。

原則として生徒全員一緒になって帰ることになっていたのだが、その友人はあと五分で出発する船に乗る気でいた。彼の方を見ると、すでに荷物を手に抱えている。

私もわざわざあと二時間ここに残る必要はないかもしれないと思い始めていた頃だったので、彼と彼に賛同する友人たちと一緒に船に乗りたいと思った。しかし私はまだ帰る支度をしておらず、手には荷物を持っていない状態だったので、一緒に帰ることは無理であった。

結局私は、友人を船着場で見送り、一人で城下町を歩きながら宿泊先の旅館まで帰って行った。そこで静かに夢の場面が変わった。

次の夢の中では、大学時代に履修していた経営戦略の授業を担当していた教授と偶然ながら再会した。その教授は今では経営戦略の大家であるが、私は当時履修していた授業を懐かしみながら、その教授に何の気兼ねなく話しかけた。

するとその教授は私を覚えていてくれたようであり、そこから少しばかり話に花が咲いた。私はその教授に「当時購入した先生の書籍を今でも持っている」ということを伝えた。

教授は嬉しそうな照れ笑いを浮かべながら私の話を聞いていた。すると教授の方から私の進路について質問があり、私は経営学の博士課程に進むのではなく、社会学の観点から企業文化を捉えるような研究に着手することにした、と述べた。

するとその教授は満面の笑みを浮かべ、「それはいい選択だ」と述べてくださった。実はその教授はもともと社会学を専攻しており、のちに経営戦略の領域に携わるようになった。

教授自身のそうした過去が私の進路への理解につながったのかもしれない。終始談笑をしたところで夢から覚めた。

改めて最後の夢を振り返ってみると、今の私は経営学はおろか、社会学の観点から企業文化を捉えることにも興味はほとんど無い。どうして夢の中の私はそのような進路を歩むことを述べたのだろうか。

一羽のカモメが曇った空の下を優雅に飛んでいく姿を見た。今の時間帯は早朝よりも風が強い。

肌寒さが残るフローニンゲンの夏。おそらく六月の中旬に近づいてきているため、今の時期を夏と言っていいのだと思う。気温は一切そのようなことはないのだが。

暖かいコーヒーでも飲みながら仕事の続きに取り掛かろうと思う。フローニンゲン:2018/6/10(日)08:41 

No.1060: A Dance of Clown

I often think that various stories in this reality look like dances of clown.

Whereas they sometimes look charming, they sometimes look distasteful. Groningen, 08:12, Wednesday, 7/11/2018

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