今朝は五時半に起床し、六時から一日の活動を開始させた。今日は昨日の朝よりも雲の厚さが薄い。
天気予報を確認すると、今日からしばらく天気の良い日が続く。気温に関しても20度を越す日が続くようであるから、今日からまた暖房を使う必要はなさそうだ。
静かな土曜日の早朝。今朝方の夢について少しばかり思い出す。
夢の中で私は、高校時代に住んでいたアパートの自室の中で絵を描いていた。どうやら海から浜辺に上がってくるところのウミガメを描いているようだった。
ウミガメの後ろの海は透き通っていて、ウミガメの甲羅の色は幾分青みがかっていた。ウミガメの甲羅をよくよく見ると、灰色の筋のようなものが入っていることに気づいた。
どうやらこのウミガメは、海を旅している最中に甲羅に傷が入ったようだった。これも旅の勲章だろうか。このウミガメはここに至るまでにどのような旅を経てきたのだろうかと想像する。
灰色の筋がいくつも入った甲羅を見ると、旅の過程は波乱万丈であったにちがいない。だが、今この瞬間にこのウミガメは無事に陸に帰ってきた。海から陸への生還を果たしたのだ。
夢の中の私は、想像力を働かせながらそのようなことを思っていた。実際に私がなぜウミガメを描いていたのかは定かではない。
夢の中のその瞬間の自分の内的ビジョンがそれだったとしか言いようがない。ウミガメの絵を描き終わった時、ちょうど友人が自宅を訪ねてきた。
私は友人を出迎えに玄関に向かった。玄関を開けてみると、突然学校の廊下に変わっていた。
玄関のドアを開けっ放しにし、私は訪ねてきた友人と共に廊下を歩き、教室かどこかに向かっているようだった。あるところまで歩くと、私はハッとして、忘れ物をしたと思った。
友人に謝り、急いで自宅に帰ることにした。自宅に帰り、自室に戻ってみると、先ほど描いたウミガメの絵が無くなっていることに気づいた。
部屋のどこを探しても見つからない。絵が見つからないことに対して途方に暮れていると、先ほどの友人が自宅を訪れ、私の部屋に入ってきた。
友人A:「何か探し物?」
私:「うん・・・さっき描いた絵が見つからなくて」
友人A:「絵?どんな絵?」
私:「ウミガメを描いた絵なんだけど・・・誰かに盗まれたのかな?」
友人A:「一緒に探すよ」
友人と私はそこからウミガメの絵を見つけるために部屋をくまなく探した。描いている最中は気づかなかったが、描き終えてみるとその絵に対する愛着が湧き、とても大切な絵のように思えてきた。
確かに机の上に置いて部屋から出たはずであり、ここに無いはずはないと思って部屋を探した。部屋の窓が開いており、風で飛ばされ、部屋の床に落ちたのかと思い、床に顔をつけるようにして絵を探した。
すると机の下がホコリだらけであることに気づいた。ホコリを掃除しなければと思っていた矢先、机の横にある引き出しの下に爪切りを見つけた。
探そうとしていた絵は結局床にも落ちてなかった。幾分落胆の感情が湧き始めた時、また別の友人が自宅を訪れた。
その友人は私の部屋に入ってくるや否や一枚の絵を見せてきた。それは以前私が描いた絵だった。
友人B:「この絵をイタリア人のXX先生に見せたらすごい褒めてたよ」
私:「それは良かった」
友人B:「ただ先生は、『この絵は筆を無意識に動かして描いたのではなく、明確な意図を持ってこのようなパターン構造を生み出したんじゃないか』と言ってたよ」
私:「先生は全てお見通しのようだね」
友人とそのようなやり取りをしながら、私は引き続きウミガメの絵を探していた。そこからも一向に絵が見つかる気配がなく、授業が近づいていたため、絵を探すことを一旦諦めた。
私は自分のスケジュール帳を開くことが億劫であったため、彼に今日のスケジュールを訪ねた。最初の授業の開始までほんの数分しかなく、私は焦っていたが、友人はスケジュール帳を自分のカバンから取り出すのにもたついていた。
結局私は自分のスケジュール帳を確認し、慌てて自宅を出発し、最初の授業に向かった。自宅の玄関から外に出てみると、今度は学校の廊下ではなく、薬局に続く道が開けていた。
私は薬局に立ち寄り、塗り薬を購入しようと思った。店に入ると、レジにはまた別の友人が清算をしている最中だった。
友人は財布から一万円札を取り出したが、小銭で何かを購入しようとしていた。その光景を見ながら、この店は日本円で購入する場所なのだと思ったのと、友人が一万円札をいくつも財布に入れていたことに驚いた。
友人に一声かけた後、私は目的の塗り薬を持ってレジに向かった。すると、英語があまり話せない南米系の小さな女性がレジで何かを購入しようとしていた。
しかし、どうもその女性のクレジットカードが機能しないようだった。私は授業が始まるために急いでいたが、その女性に声をかけ、支払いを手伝った。
だが、何度試してもクレジットカードはうまく機能せず、現金で支払うことを彼女に勧めた。その女性には自分の言っていることがあまり伝わっていないかもしれないと思いながら、もう一度時計を確認した。
顔を上げてみると、先ほどの女性はどこかに消えていた。私は不思議に思いながらも、薬局の店員に購入予定の塗り薬を渡した。
「普段これはお医者さんの特別な許可がないと購入できないんですがね」とその店員は笑みを浮かべながら述べ、私は無事にその薬を購入した。そこで夢から覚めた。フローニンゲン:2018/5/20(日)06:47
No.1027: In the Morning in London
The second day to stay in London started. I’ll visit the British Museum from now.
It’s sunny today, which is perfect for sightseeing. I expect to encounter the unknown at the museum. London, 08:50, Thursday, 6/21/2018