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2560. 新たな刺激


とても穏やかな月曜日の早朝。昨日は夕方から雷を伴う雨に見舞われたが、一転して今日は青空が広がっている。雲はほとんど見られず、早朝のこの時間帯は優しい太陽の光がフローニンゲンの街を包んでいる。

昨日は久しぶりに、上の階に住むピアニストの友人と話をした。話をする中で、特に作曲実践に関していくつも有益なヒントを得ることができたように思う。今日は得られたことをもとに作曲実践を進めていきたいと思う。

改めて、メロディーやハーモニーに対する理解を深めていくこと、対位法やフーガの技術に習熟していくことに焦点を当てたい。また、各調に対する自分なりの感覚的イメージを養っていくことも大切になる。

昨日の対話によって得られた事柄を咀嚼し、次の打ち手を明記することはまだ難しく、今後少しずつ考えをまとめていきたいと思う。

今日は午前中に、昨日に作りかけであった曲を完成させたいと思う。これはバルトークの曲に範を求めたものであり、曲としては非常に短いが、短いながらもそれを作る過程の中で、次の作曲につながるような気づきと発見を得たいと思う。

作曲実践を終えたところで、昨日から読み始めた小林秀雄の全集に取り掛かりたい。昨日は、小林秀雄と数学者の岡潔との対談が収められた『人間の建設』を読んでいた。

二人の対談から考えさせられることは極めて多く、今日もこの対談を読み進め、そこで考えさせられた事柄を文章として形に残しておこうと思う。今日のみならず、ここからしばらくは、手元にある小林秀雄全集を読み進めていく。自分の世界の中に小林秀雄の世界が一つの新たな刺激として入ってきたことは喜ばしいことのように思える。

午後から行うこととしては、今二つの事柄のうち、どちらを行うかについて考えている。一つは、協働プロジェクトに関するレポートのドラフトを最終稿にすることと協働執筆中の書籍の原稿のレビューを完成させることであり、もう一つは、現在取り掛かっている論文を前に進めることである。

当初の予定では、論文の執筆に時間をかけようと思っていたのだが、午前中の活動の様子を見てどちらの事柄に従事するのが望ましいのかを判断したい。いずれにせよ、今日も自分の取り組みを少しずつ前に進めていくような日にしたい。フローニンゲン:2018/5/14(月)07:47

No.1017: A Hurried Run of Early Summer

It seems to be chilly today, too. I can hear a run of early summer.

Although it sounds hurried, I want to posses the breadth of mind. Groningen, 08:56, Wednesday, 6/13/2018

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

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