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2559. 語られることのないものへ向かって

June 15, 2018

今朝方、天国の中を歩くことと地獄の中を歩くことに相違はあるのか、ということを考えていた。フローニンゲンの気温は相変わらず涼しいが、そんな環境にいる自分の内側に地獄の可燃性を見つけることができたような気がした。

 

思索の糸を毎日紡ぎ出すように日記と作曲を行っていくこと。やはり人は自らを著述しなければ自らを知ることなどできず、さらには自己を取り巻く世界を知ることなどできないのだということを改めて知る。

 

著述の方法は各人様々である。自分の場合は、自然言語による言葉と音楽言語による言葉で内的感覚を形にしていくことであった。

 

日記と作曲を自己の言葉で続けていくことによって、小さく自己の思索が進み、少しは自己理解とこの世界への理解が進むだろうか。そうであることを期待する。

 

欧州での三年目の生活は、過去二年以上に積極的に旅に出かけて行こうと思う。学術機関に属することでしか得られないものがある一方で、そこでは深めることのできないものがあることを知る。

 

そこでは語られるべきものが暗黙的に設定されており、語られてはならないものも同時に設定されている。それがとても窮屈に思えるようになってきたのはもしかすると今になってのことではないかもしれない。

 

この二年間、科学の世界にあえて身を置いた結果として、その世界で行なわれている探究と呼ばれるものに対して疑いの目が強まってきている。こうした疑いの目の誕生はまさに、学術機関で科学的な研究を進めていく際に見逃されている真実やそこでは決して語ることの許されていないものに自分が気付き始めたことに現れている。

 

科学の世界で語り得ぬことを探究するために、私は一旦学術機関から離れるように促されたのかもしれない。思想的な探究と芸術の探究。どちらも共に、自ら思想を紡ぎ出し、芸術活動に従事するという点において実践的なものになるだろう。

 

来月の半ばに修士論文を提出した時点をもってして、科学の世界では語られないものを、いや、この世界で表立って語られることのないものの探究を旺盛に進めていこうと思う。そうした探究を旅と共に行っていく。

 

欧州での三年目は、積極的に旅に出かけて行こうとする意思を軸として日々が過ぎていくだろう。そうした意思が自分の中で芽生え、どこか自分の背中を後押しするような力として感じられる。フローニンゲン:2018/5/13(日)11:27

 

No.1016: Indigenous Gods

 

——Probably, the name of anyplace in the world is made of celestial light——Makoto Ōoka (1931-2017)

 

Whenever I travel somewhere, I always pay attention to the name of the place. 

 

Every name is interesting in that it has a unique character, but I always suppose that something exists beyond the individual characteristic. 

 

I can’t help but think that the name of a place is exactly the same as the name of an indigenous god. Groningen, 10:56, Tuesday, 6/12/2018

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